よく「最近の若いのは」という言葉を耳にします。


でも実はこの言葉は昔から有る言葉で、平安時代『紫式部日記』にも言われている言葉なのです。


そう考えると、この言葉の伝統性に親しみをもてるでしょう。



最近思うことに、「言葉の乱れ」をいけしゃあしゃあと指摘することに何の意味があるのか?ということです。


典型的なものが、いわゆる「ら」抜き言葉。


具体的には、本来「見られる」とするところを「見れる」とするとか


「食べられる」を「食べる」とすることを指します。


しかし言葉というものは常に変化するものでしょう。


例えば古典で「なる」という言葉を習ったと思います。


これの語源が「~にある」が縮まって「なる」になったと習います。


これこそ古い「言葉の乱れ」でしょう。



きっとこのように言葉が変化したとき、我々の先祖は「まったく、最近の若いものは言葉がなっとらん!」といったことでしょう。



歴史はくりかえすということです。

森アーツセンターギャラリーで開催中の「没後150年 歌川国芳展」観覧。


森アーツセンターギャラリーは、六本木ヒルズタワー52階に所在するギャラリー。

前回は「ドラゴンクエスト展」、次回は「ONE PIECE展」をおこなうなど幅広い展示を行っています。


「歌川国芳展」は昨年から大坂・静岡と巡回し、現在にいたっています。


なんといっても国芳の作品が一同に会するという形は圧巻。情報量の多さにただただ圧倒されました。


前期と後期で作品がほぼ入れ替えしていたため、気になっていた妖怪画は見れず。その点は残念でしたが、国芳作品の多くに触れることができるよい展示でした。


また、余計なキャプションを付けていなかったことがよかった。余計なところで疲れなくて済み、画に集中出来るやりかただとおもいます。



図録は前期・後期に展示されたものすべてを含み、巻末には会場には無かった絵画の解説がちゃんと載っており、とても満足な内容となっています。


これを買ったのでもう国芳関連の書籍は買わなくていいなぁ。

しかしチケットと図録合わせて4000円の出費はデカイ。


たいへん満足出来る展覧会でした。




2月12日まで開催。

逓信総合博物館(通称「ていぱーく」) 観覧


東京都千代田区大手町に所在し、日本郵政株式会社とNTT東日本
の2機関で共同運営される「情報・通信」に関する博物館。

来館の目的は貴重資料公開で展示されている「東大寺文書と往来軸
」だったが、本当にこのスペースで展示されているのはこれだけだ
った。勉強にはなったがこれだけなんだったら説明リーフを作るな
りなんなりしてほしかった。

現在は特別展「宮廷衣装の美」が開催中だった。これ自体は青梅き
もの博物館から借用の宮廷衣装が中心で、それにともなう記念切手
などが展示されていた。

やっぱり衣装の華やかさは圧巻。時々目に
する「衣冠」や「束帯」がどのようなものか勉強になった。


しかし
衣装の印象が強すぎて切手なんかみた記憶がもう無い(笑)



展示スペースでスタンプラリーをやっていて、全部捺すと絵葉書が
もらえるしくみだった。面白い工夫だと思う。

3月まで開催中。