前回


故宮展観覧まで50分待ち、『清明上河図』鑑賞まで200分待ち


というアホじゃないか?という状況にめげて挫折した『故宮博物院展』にリベンジ。


今回はネック(?)であった『清明上河図』の展示も終了後だったため、待ち時間はありませんでした。

会場も人は多かったけれども嫌になるほどじゃなかったです。前回のはなんだったのだろう?



内容はさすが中国皇帝のコレクションと思うものが多かったですね。


個人的には書画とかはよくわからないので、ほとんどとばし。

青磁や青銅器や漆器、金印や琺瑯などの物品は豪華そのもの。中国王朝の権威を思い知るばかり。


特に気になったのは、康熙帝の南巡を描いた「康熙帝南巡図」は彩色豊かかつ緻密で圧巻。

これは展示方法としてもおもしろく、手前から奥まで約30メートルの幅で展示されています。

製作に6年も費やされたといいますが、さもありなんという感じでした。


ほかには、乾隆帝の肖像。とにかくデカイ。さすがは清代隆盛期の皇帝。

また、乾隆帝の作った書斎(?)「三季堂」が復元展示されています。なんと狭い!

この中で乾隆帝は自らのコレクションを見て楽しんだといいます。なんと贅沢なこと。


さて、第1室の最終部は『清明上河図』の特別展示でした。

本物は1月24日までで展示終了。その後は原寸大のレプリカが展示されていました。

細かい説明もあり、自分はレプリカでも充分に勉強になりました。


4時間待って本物を2分みることと、レプリカではあるけれど待ち時間無しでじっくりみること。

考え方は人それぞれでしょうね。


まぁ博物館の本質が「本物」を見るといういわゆる「ご開帳」というものだとするなら、ならんででも本物が見たいでしょう。

ただ、本当にそれが昔からみたくてしょうがなかったものならまだしも、いわゆるミーハー的になってしまうのならなんか本質を見誤る気がするのですよね。


ちょっと深く考えてみようと思います。


会期は19日まで。


最近知ったのですがトーハクのブログで作品解説などが行われていて参考になります。


東京国立博物館のHPより見られます。


困ってるひと/大野 更紗
¥1,470
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すごい本。すごい生命力。



著者の大野更紗さんは世にも奇妙な難病、筋膜炎脂肪織炎症候群に罹患した女子大学院生。

本書はその「エクストリーム困ってるひと」である著者の闘病記です。



率直に、多分自分が著者の立場だったら死んでいると思います。




それほどまでに書かれている氏の闘病記は凄惨で痛ましい。


でも本書は決してそのような状況に同情をしてもらおうというものではありません。


なんせ文章はとてもおもしろいんです。決して悲観的ではないのです。


いい加減な言葉かもしれませんが、きっと著者は自分の「生きている」っていうことにちゃんとした意義を見いだしているんだとおもいます。


この本、結構な話題作になってますが、その意味はわかった気がします。



俺もしっかり生きよう!そう思える一冊でした。



福島第一原子力発電所の2号機の温度がまた上昇したようです。



こう定期的に何度も問題が起こってくると、ホントどうなってんだと思ってしまいます。



というか、原子力事故は終息宣言が出たはずですよね?誰ですか、こんな無責任な宣言だしたのは。


上昇する原子力容器。度重なる余震。依然困難な暮らしを強いられる被災者。


そのような時でも国会では言った言わないだとか、某大臣に対する嫌がらせのようなクイズだとか、前進無き議論がはびこってます。




そんなことしてる場合か?





ま、この言葉も既に言い古されたものになってしまってますがね。


それでも姿勢を変えない政治家さんたちにはほとほと感服いたします。




自分も人のこと言えたものではありませんが、震災が発生してからほぼ一年。これを機会に、決して災害は終わっていないということを改めて自覚し、責任者への追及を再びおこなっていくべきでしょう。