「いつもお母さんの味方」をコンセプトに活動している傍楽では、

お母さんのお楽しみ会となるイベントを色々やっています。

 

 

そのひとつにエッセイ講座があります。

1ヶ月に1回のペースで3ヶ月で終了。

年3回くらい定期的に開催しています。

 

 

 参加者はお題に沿ってあらかじめエッセイを講師の人に送り、

当日講師の人から参加者全員のエッセイを印刷して

まとめたものをもらって読みます。

 

 

 今回の参加者の中に、不登校の中学1年生の女の子がいました。

彼女のエッセイに非常に驚き感動したので皆さんに是非

読んでいただきたいと思いました。

どんな思いで不登校をしているのかがわかる素晴らしいエッセイです。

 

 

『オタクと不登校』

 学校に行くのをやめて最も良かったと思うのは、

何と言ってもオタクになれたことだ!小学校は忙しい。

休みの時間に休みが取れることはまずなく、5分休憩では

お手洗いと水分補給以外の行為は禁止され、ようやく家に帰れても

山のような宿題をこなしたあとに自由時間などはほぼ残らない。

好きなことをみつける、そんな当たり前のことすらあのときは

できていなかった。

 

 図書館で偶然見つけたシリーズが永遠に読んでいたいと思うほど

面白いのに宿題を間に合わせなければいけないせいで

ほとんど読めない毎日が続くようになってから、間違っていると感じはじめた。

だいたい、本を読めとうるさいのは学校のほうじゃないか。

それなのに朝の読書の時間、たった10分しか読めない。

時間があるのはほんの一部の課題を早く済ませられる生徒だけ。

このままでは好きなことも得意なこともなく、なんの個性もないまま

大人になってしまうんじゃないか。そう危機感をいだいた。

 

 

晴れて馬鹿馬鹿しい毎日から解放され、自由な時間を手に入れてから

はほぼ1日中読み漁り、いまは新刊が出れば発売日に本屋に突撃するほど大好きになった。

それから私はすっかり本好きになり、それがアイデンティティのようなものに成り立った。

フリースクールでは「暇さえあれば本を読んでいる人」みたいに認識されたと思う。

 

 ゲームも大好きになった。休みはじめた頃に母の会社を手伝わせてもらい、

お給料のようなものを頂いたことがあった。そのお金で買ったゲームにハマり、

それからいろんなゲームを調べるようになって、今はヘビーユーザーの仲間入りだ。

脳内の7割は常にゲームのキャラクターの推しのことを考えている。

思えば学校を休んでいなかったらお手伝いになど行かず、

自分のお金でゲームを買うという発想すらなかった。

 

将来はゲームクリエイターになりたいと思っているが、もしあのまま学校に

通い続けていたら、将来の選択肢は大きく狭まっていただろうと考えると恐ろしい。

 いろいろ悩みはあっても、今は学校に行っていたときより

ずっと幸せだと言うことは間違いない。あの頃は生きがいなんてものはなかった。

ただ苦しい毎日が終わることだけを希望にして生きていた。

 

でも今は大好きな世界がたくさんある。新作のことを考えればどんな辛いことがあっても

生きていける。現実から逃げたいときは、最高のキャラクターたちが待ってくれている。

 オタクという言葉は、世間では必ずしもいいイメージばかりも持たれるものではないだろうが、

もうオタクではないころには戻れない。世界がこんなに広いことを知れて、生き方を学び、

現代人としてのスキルを蓄積し、将来の夢までできた。今の自分がいるのは、

オタクになったからと言っても過言ではないかもしれない。

こまい ゆきえ作

題名「前に進もう」

 

傍楽イベントのお知らせ

 

NEW7月の日程をアップしました!NEW

詳細は傍楽Facebookページまたはホームページをご覧ください右差しFacebook ホームページ

 

ふぅ!~不登校ママのオシャベリバ~

7月27日(土)14:00~16:30 @傍楽

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なりたい自分になる効果的な質問講座

7月27日(土)10:00~12:30 @傍楽

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六角の日 (誰でもおいで!)

7月21日(日)13:00~17:00 @傍楽

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元不登校の母・元教師・スクールカウンセラーの立場から見た『 学校の実情 』

7月14日(日)14:00~16:00 @傍楽

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音譜オンラインイベントダウン

 

【駒井のまぁおあがりを再開しました♪】

昨年夏にホームぺージをリニューアルし、傍楽の方向性をより明確にしたところ、イベントや勉強会もお申し込みが殺到するようになりました。

子どもの行き渋りや不登校から始まり、お母さん・お父さん自体の人生、家族との関わり、職場やキャリアのこと、人間関係全般、自分の特性や性格、悩みが複雑に絡み、多岐にわたることもとても多いです。

そんな気持ちに寄り添いながら、お話を聴かせてもらう中で、一緒にその悩みを紐解くお手伝いをしている1対1の個人セッションが、駒井のまぁおあがりです。

グループセッションでは全てを吐き出せないこともあり、もっと話を聴いてほしいという方のために始まりました。

どんな悩みでも、何に悩んでいるか分からないくらいしんどいよーという状態でも、大丈夫。

40年以上の子育て経験、10年以上の会社経営経験などから得たことで皆様のお役に立てることと思います。

まずは、こちらのフォームからお申し込みください。

https://forms.gle/WMz8aeJgLdvggmdB8

 

 

Youtube

 

今回は元不登校経験者で現在大学生の大阿久佳乃さんにお話を伺いました。

 大阿久さんは中学、高校、大学とそれぞれ学校行かない時期がありました。

中学は学校が荒れていたことで。高校は先生の理不尽さで。大学はコロナによる影響で。 

ようやく行く気になった大学で入学直後にコロナが始まったことは本当に辛かったとのこと。

一人暮らしをスタートした時だったのに、学校に行けないし友だちもできない。

それまで大阿久さんはひとりが好きだと思っていたけれども、全く人に会えないことがどれだけしんどいことなのかを鬱になってわかったそうです。

でも苦しい時期を乗り越えて、「今はやりたいことだらけです」と大阿久さん。

「こうやってなんとかなりました。だから大丈夫です。」と笑って話してくれました。 

お話を伺っていて印象的だったのがお父さん、お母さんの不登校時期の大阿久さんへの接し方でした。

是非聴いていただきたいところです。 

そして最後にお願いした親御さん向けのメッセージは「せめて信じるふりをして待ってください」。

不登校経験者だからこそ言える深い言葉だと思いました。

 

 


 

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