20年に1度の神宮式年遷宮がいよいよ来年となりました。
高尾神社では平成18年5月に行われた新しいお社をご造営する為の
檜の御用材を内宮・外宮に曳き入れる「第62回神宮式年遷宮・第一次
お木曳行事」に39名でご奉仕をさせていただききました。
写真は全て大きくなります。

神宮式年遷宮の数多く執り行われる神事の中で我々が直接参加して
ご奉仕できますのが、「お木曳行事」と「お白石持行事」です。
元々はこの行事は「神領民・しんりょうみん」という神宮の領域に住む地元の
限られた地域の人しか携わる事ができなかったのです。
しかし、この2つの行事は前々回の昭和48年の第60回神宮式年遷宮より
伊勢・二見に宿泊することで「一日神領民」と認められ参加できるように
なりました。

写真左が私で右が大学の同級生で名古屋の親友Y君で第62回のお木曳行事に
参加してくれました。
この年の5月は雨が多くご奉仕日の早朝、ホテルを出た時には雨がかなり
降っていたのですが、ご奉仕の時はお蔭様で小雨になり滞りなく
終える事ができました。

お白石持行事とは
神宮の新殿ご造営の御敷地まで入らせて頂き、
清められたお白石を奉持して敷き詰める伝統的行事です。
平成5年8月に行われた前回の神宮式年遷宮お白石持行事にも
高尾神社から宮司の私を含め約30名でご奉仕させていただきました。
大神様が御遷座されます前の眩しいほどの新殿を仰ぎ見ての
お白石持行事は、ありがたき極みで一生の思い出です。
参加者全員が感動しました。
平成25年の第62回神宮式年遷宮お白石持行事の「特別神領民」募集の
案内が過日神社庁より届きました。
それには定められた内宮・外宮の奉仕日が記載されています。
所定の用紙に第1~第3希望日と参加人員を明記し4月2日~20日の間に
神社庁に申請するようになっております。
高尾神社でも数年前からこの行事の話は様々なところでしており、
毎月お一日参りをされている方々は約2年前から旅費の積み立てをされていて
とても楽しみになさっています。
当社は40名で申し込みの予定です。
6月ごろには奉仕日が決定とのことですので、
それ以後に宿泊ホテルや神宮以外の神社参拝・観光のコースを決めて
氏子崇敬者にご案内をしようと考えております。



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