ある大家のご隠居が鶯の鳴く里で隠居生活を始めます。
やがて毎日が退屈で退屈でならぬ!と。
そこで思いついたのが茶の湯生活です。
茶の湯の作法など知らないご隠居は小僧の定吉に茶の湯ができる物を買うようにいいつけます。
作法など知らない隠居さんの立てた茶の湯に定吉も客人も大変な目に合います。
隣の家のお百姓さんまで巻き込まれます。
ムクの実は羽子板の羽根の黒玉で使われています
そのムクの実で泡を出そうとするまさかの奇想天外さは落語の世界だけです。
洗剤としても使われていた江戸時代でもこんな茶の湯をしたら命とりです。
それにしても落語の世界は自由でいいなー!