一日一噺2/28文七元結左官屋長平次衛は良い腕を持っているのに博打好き。家の中は火の車です。娘のお久は吉原に行き50両で身を売ります。この50両が鼈甲屋の使用人の文七との縁が繋がり後に結婚して元結屋を開くと言うハッピーエンドの噺です。縁は奇なもの味なもの。元結→丈夫な紙を原料とした物を元結と呼びます。髪を束ねる為に使います。細く長い白い紐です。日本髪をゆう時に髪結さんご口元に元結をはさんで髪を縛るイメージがあります。この写真は紙縒と呼びます。