父は世間体と見栄で息子を勘当します。
息子はそれでも火事の度に家の方向かどうかいつも気にしています。
厳冬のそんなある日の事 火事が起きます。その時に屋根伝いに勘当された息子が現れます。
そして家の火消しをします。
勘当されながらも寒い日の江戸の火事で屋根を飛び回る息子を目の当たりにして父は息子を頼もしく感じます。
母は息子に黒羽二重の紋付袴を着せておともを付けて火元に見舞いに行かせます。
息子に会えたのも火事のおかげ!と。
纏のミニチュア購入→大田区池上・喜久屋纏店
町火消しはその消防組織の目印としていろは組の纏を持ちます。
め組の喧嘩→芝神明宮での町火消しと関取の喧嘩の噺です。