歳時記 鶯 春三河津桜の花の蜜を一生懸命に突いています。時折り高い声の囀りが境内に響きます。春を告げる鶯が河津桜の開花を喜んでいます。うぐいすや慶の詩初音かな 美明うぐいすのケキョに力をつかふなり辻桃子鶯の身をさかさまに初音かな 其角鶯に冨士のうら山見る日かな 蝶夢初音かなもう一ト声を待ちををれど 松田美子