ひとり旅日和 幸来る!(サチキタル)

 秋川滝美

2023年11月24日 初版発行

作品紹介・あらすじ

グルメ×旅×おひとりさまに贈る、人生満喫本! 日和の恋の行方は――?

日和(28歳)は、仲の良い会社の先輩・麗佳の結婚を機に、これまで貯金をしてこなかったことに焦りを感じる。
今後は計画的に旅をしようと心に誓い、9ヶ月我慢したのちに選んだ行き先は石川・能登『のとじま水族館』!お目当ては日本でジンベエザメを飼育している水族館をコンプリートすることだった。
その後も土地のおいしいものに舌鼓をうち、春日山神社、海釣り、笹川流れ遊覧船など、旅を大満喫する。
ある日、麗佳から、想いを寄せる蓮斗が転勤をするという話を聞く。
本人と連絡を取っているにも関わらずその素振りはなく、教えてくれなかったことにモヤモヤしていたが、それには理由があって――。

今回の旅先は石川、新潟、山口!

 

年に一冊新刊発行がパターンのようで、5冊目でやっと追いついた。

1話目の能登に元旦大きな地震が来るなんて作者も思わなかっただろう。景勝地が天災に見舞われて、、と書いてあった一文にドキッと。

復興がんばってくださいとしか言えない。

輪島の思い出といえば20代の頃、トノと輪島朝市で食べた甘海老が美味しかったことは鮮明に覚えている。

 

一人旅の極意とでもいうのかな、初めは夕食がTAKE OUTで済ませるのはもったいないと思っていた。

でも、胃袋に自信がなくなった今、三食全部御馳走は無理だからTAKE OUTで部屋でゆっくりもありかもと。(主人公のように唐揚げ、炒飯、フライドポテトは選ばない)

 

最後の4話目に出てくる山口名物”瓦そば”を一度だけ食べたことがある。今ならもっと楽しめそうなパリパリ細麺のおそば。どこかでまた食べることができるかな。

 

今回やっとじれったい片思いが終わりました。

だから、サブタイトルが”幸来る”なのね~

 

クローバーチューリップクローバーチューリップクローバー

2019年10月 ぽんしゅ館(新潟駅)

お酒は飲まないので、おにぎりを。