東京バンドワゴン 小路幸也

2008年4月25日 第1刷

2011年6月6日 第7刷

 2006年4月集英社から刊行

 

 

作品紹介・あらすじ

明るく、楽しく、懐かしく。平成下町大家族小説
東京下町で古書店を営む堀田さん家は、今は珍しき8人の大家族。それも各自各様の超個性派ばかり。ご近所の不思議な人々が加わり、日々事件が巻き起こる。今日は一体何が始まる?
 

大家族の人情もの、実際TVドラマでもあったようだ。

懐かしのホームドラマ”寺内貫太郎一家”を思い出した。

2013年のドラマ版もこの本も読んでいなかった。

解説に書いてあったが、キノベス2006で一位の”わたしを離さないで”や2位の”鴨川ホルモー”は本を買って映像も観たのに、3位のこちらは未読。本屋大賞は"東京タワー(リリー・フランキー)”。”陰日向に咲く(劇団ひとり)””明日の記憶(萩原浩)””町長選挙(奥田英朗)”、ハリーポッターと謎のプリンスと錚々たる話題作品が並んだそうだ。全部読んだのにこちらは知らなかった…

 

家族ものをわざわざ読まなくても実生活が忙しかった10年前。亀梨君、今は良い役者さんだなと思えるけれど当時は好みではなかったせいなのかも。

多部未華子さんも出ているようなので、探して見てみたくなったわ。

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東京バンドワゴン2

シー・ラブズ・ユー 小路幸也

2007年5月30日 第1刷発行

 

作品紹介・あらすじ

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。伝説ロッカー我南人60歳を筆頭に、ひと癖もふた癖もある堀田家の面々は、ご近所さんとともに、またまた、なぞの事件に巻き込まれる。赤ちゃん置き去り騒動、自分で売った本を1冊ずつ買い戻すおじさん、幽霊を見る小学生など……。さて、今回も「万事解決」となるか? ホームドラマ小説の決定版、第2弾!!

シリーズ1よりも2になって、ジワジワと一族の詳細も明らかになっていく。店名の名付け親が坪内逍遥だった?想像するのも面白い(初代達吉)。

こんな大家族がどうやって生計を立てているのかちょっと不思議。古本屋とカフェ。それにフリーライターや売れているか分からない画家や昔懐かしの芸能人。

家族以外で出てくる人が皆良い人で、嫁の実家がお金持ちだったり古本屋贔屓のお客が社長とかで、どうにかなっている様子。

大家族でも大奥みたいなドロドロは決して描かれない平和なお話。

最後に赤ちゃんが2人も生まれて結婚式もなんて、めでた~~いお話でもある。

 

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東京バンドワゴン3

スタンド・バイ・ミー 小路幸也

2008年4月30日 第1刷発行

 

作品紹介・あらすじ

東京、下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」。営む堀田家は今は珍しい三世代の大家族。今回もご近所さんともども、ナゾの事件に巻き込まれる。ある朝、高価本だけが並べ替えられていた。誰が何のために? 首をかしげる堀田家の面々。さらに買い取った本の見返しに「ほったこん ひとごろし」 と何とも物騒なメッセージが発見され……。さて、今回も「万事解決」となるか? ホームドラマ小説の決定版、第3弾!!

古本にまつわるミステリー、といっても小さな事件が主。

飽和状態の住宅や隠し子事件も”LOVE"というより結局”お金”で解決。まぁ、しょうがないよね~

 

この大家族で、トイレ一つはありえない。

カフェにトイレもない??これもありえない~

細かいことは気にしない!と言いつつ気になる性格。