三流シェフ 三國清三

 2022年12月15日 第1刷発行

 2022年12月30日 第3刷発行

 

作品紹介・あらすじ

37年間続いたグランメゾンを閉じ、僕は70歳で、新たな夢を実現する。
どんな一皿よりもエモーショナル!
料理界のカリスマ・三國シェフの自伝的エッセイ

「苦労する覚悟さえあれば、居場所は見つかる」「人は人の苦労をそれほど評価しない」「みんながやりたくないことを機嫌良くやる」。
父との漁、ホテルでの鍋洗い、ヨーロッパ修行、30歳での開業、ミシュランとの決別――。
時代の寵児といわれ、がむしゃらに突っ走ってきたぼくが、「オテル・ドゥ・ミクニ」を閉店する訳と、これから叶える夢について。
〈目次〉
はじめに
第一章 小学校二年生の漁師
第二章 黒いハンバーグ
第三章 帝国ホテルの鍋洗い
第四章 悪魔の厨房
第五章 セ・パ・ラフィネ
第六章 ジャポニゼ
最終章 最後のシェフ
おわりに

 

知らない世界を極めた日本人の素朴な文章が、なかなか面白かった。

本場のフランス料理はフランス人でなければ理解できない。

夏の暑さにはさっぱりしたものを欲する気持ちは良く分かる私も日本人。

進化をしているシェフのフレンチは、ミシュランには理解できなかったのかな。(理解したくないのだろう)

エールをおくりたくなる魅力的な人、三國清三。

 

クローバークローバーチューリップクローバークローバー

 

6年前に四谷”オテル・ドゥ・ミクニ”に行ったことが懐かしい。