「第1回 神室サミット」in YUZAWA | 湯沢雄勝観光ブログ「こ・ま・ち」

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皆さん、こんにちはニコニコ

先日までの3連休はお天気にも恵まれましたが、今日の湯沢雄勝地域はあいにくの曇りのお天気です。

 

先週土曜日、湯沢市役所では

「第1回 神室サミット」、「第3回 山の写真展」

が行われました。

 

「神室サミット」へは湯沢山岳会、山形県新庄市、山形県最上町の神室連峰関わる関係者はじめ、仙台やその他の地域の山岳愛好家や一般の参加者など、会場には約100名ほどの方々が来られておりました。

『神室山』は“日本二百名山”、“みちのくの小アルプス”とも言われ、

秋田県、山形県の県境に位置する山岳信仰の聖地として古くから登られ坂上田村麿が修験者のの霊場として開山したと伝えられています。

 また『神室山』は“花の百名山”にも選ばれ、神室山山頂部には「ミネザクラ」で選ばれておりますが、「キヌガサソウ」こそが神室山の花だという声も聞かれます。

 

『神室山』には秋田県、山形県双方から登山コースが整備され日帰りで周回登山が楽しめることから西ノ又コースを登ってパノラマコースを下山する秋田県側の役内口から登山コースを利用する人が多いそうです。

 

今回の神室サミットでは、

はじめに湯沢山岳会所属の酒樹さんによる秋田県側からの登山ルートで神室山、前神室山の見どころなどスライドを使っての気をつけるポイントの説明が行われました。

秋田県の登山口は国道108号線、湯沢市秋ノ宮の旧中山小学校手前の右に入るところに

 

上記の写真のような案内の看板があります。

この看板の道をしばらく進むと役内会館(神室山神社)があり、この会館(神室神社)の奥に祀られていてご神体はいつ行かれても誰でも見る事が出来るそうです。

(近くに会館の管理をされているお宅があるそうですので、行かれた方は管理されている方へ一声お声がけされてからご神体をご覧下さい)

 
右の写真の神室山神社内で映っているのはNHKの番組『日本百名山完全人力一筆書き』で見事、一筆書きを踏破されましたプロアドベンチャーレーサーの田中陽希(たなかようき)さんだそうです。

 

※ 役内会館(神室山神社)の場所までの道順は下記のマップをご利用下さい。

 

 

 

この神室山神社から更に南東方向へ進むと…、

 

写真の案内板が見え、さらに山側へ車を進めると

 

神室山の二つの登山ルートがあり、ここで車を駐車し、登山開始となります。

ここの駐車場には約10台ほどの車が停める事が可能だそうです。

 

今回の神室サミットで湯沢山岳会の紹介は西ノ又コースからの登山ルートの案内でした。

 

西ノ又コースの第一渡渉点の吊り橋

 

ここは1名ずつ渡る吊り橋で写真には女優の市毛良枝さんが吊り橋を渡っています。

 

しばらく進むと第2渡渉点の吊り橋

ここから栗駒国定公園の中に入ります。

第3渡渉点までは急斜面を横切るポイントがあります。

 

 

第3渡渉点

ここの渡渉点では川を横切るポイントで川の石に渡るポイントのマーカーが記されているそうですが川の水量が多いと川の中をやむを得ず歩く事になるそうですよ。

 

そしてしばらく行くと

キヌガサソウの群生地が現れます。

 

神室山にあるキヌガサソウの群生地は日本でも数ある群生地の中で2013年6月29日に群生地調査を行われました。

標高1,260m前後の場所に幅3~5m最長51m、面積180㎡キヌガサソウの個体数をカウンターを用いて複数回計測し平均値を求めたところ、1,738の個体数がある事が分かりました。

 

2014年8月、長野県にある白馬岳のキヌガサソウの群生地調査が行われ、幅10m、奥行き5m、面積50㎡で規模が神室山の1/3という事で神室山のキヌガサソウの群生地は日本でも有数という事が証明さてました。

 

ここを過ぎてしばらく登山道を進むと「窓くぐり」というポイントを抜けると

 

下の写真の様な神室山の本峰が姿を見る事が出来ます。

 

 

暫く登山道を行くと

上記の「西ノ又分岐」という分かれ道が現れます。

 

「レリーフピーク」とは神室山の岩場の中に下の写真の様な栗駒国定公園のプレートが埋め込まれております。

レリーフピークがあるのはパノラマコースで

 

パノラマコースからは湯沢市方面~横手盆地が良く見渡せます。

 

また、神室山には山小屋があります。

下の写真は雪がある時期に山形県の山岳会の方が登山され撮影されたものです。

 

雪のある季節は当然1階部分が雪に埋まるため、2階にある出入口からの出入りになりますが、出入口のドアが内側へ開ける様に建付けられたために

上の写真の様に部屋の内部に雪が入ってしまって近いうちに外側へ開くようにドアの付け直しが行われるそうです。

 

他にも神室山に関するポイントがありますが、今回は省略させて頂きます

今回行われました『神室サミット』は

上の写真にもあるように

「神室の自然を守り、神室の魅力を発信していくため」に行われました。

 

皆さんもこれから雪が溶け、緑がまぶしい季節になってきますので神室山に登ってみませんかはてなマーク

 

次回、開催されます「神室サミット」は山形県最上町で開催予定という事たそうですので

情報が入り次第このブログでもアップさせて頂きます。

 

神室山に関する資料は下記URLからアクセスしダウンロード出来ます。

http://www.city-yuzawa.jp/kanko/image/20922download.pdf

 

神室山登山やその他登山に関するお問合せは下記までお願いします。

湯沢山岳会(酒樹さん)

TEL 080-5520-4958

 

 

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