9月21日は全国鉱山記念日「銀山まつり」行われます | 湯沢雄勝観光ブログ「こ・ま・ち」

湯沢雄勝観光ブログ「こ・ま・ち」

湯沢市・羽後町・東成瀬村のおすすめ観光スポット、おいしい食、自慢の逸品、美しい景色、イベントなどの観光情報を発信していきます(*・ω・*)

みなさん、こんにちは

 

突然ですが、みなさんは「院内銀山」へ行った事がありますか?

 

院内銀山の発見は1596年とも、1606年とも言われています。

過去に3回の盛況な時代があり、鉱山の発見から閉山するまでの約350年続いた国内有数の銀山

でした。

鉱山の栄枯盛衰は激しく、開発初期の1614年(江戸時代前期)の上納銀が約988㎏に達したのに

対し、37年後にはわずか約28㎏にまで激減しました。

その後、1807年(江戸時代後期)頃から再び隆盛に向かったため、1817年に秋田藩の直営になり、

1830年~1843年に最盛期を迎え、藩の重要な財源となりました。最盛期には銀産出量日本一を誇り

ましたが、その後再び急激に衰退しました。

1875年(明治8年)に工部省の所管となり、ドイツ人鉱山技術者を招き、鉱山の近代化を図りました。

せつびがの拡充が進められ、1884年(明治18年)に古川市兵衛氏に払い下げられました。

鉱山量は増加し続け、1889~1905年(明治22~38年)には、銀の年間生産量が27.5tに

達しました。

しかし、1906年(明治39年)の坑内火災で抗夫102名が死亡するという決定的な打撃を受け、鉱産量が減少し、1908年(明治41年)には製錬を中止しました。1921年(大正10年)以後、院内銀山は

一時休山し、昭和9年に再坑しましたが、昭和29年に鉱況が悪化したため、全山閉山となりました。

(湯沢市ジオサイト案内書から抜粋しました)

 

9月21日は全国鉱山記念日となっています。

1881年(明治14年)9月21日の明治天皇東北御巡幸の際、院内銀山の五番坑に入坑されました。

随行した吉井工部大輔(よしいこうぶだゆう)によって「御幸坑(みゆきこう)」と命名され、この日を

鉱山記念日と定められました。

明治天皇の五番坑への入坑の様子を描いた壁画(模写)が院内銀山異人館に飾られています。

1906年(明治39年)銀山史上最大の火災事故があり、延焼を恐れ空気を遮断するために出口の扉を閉めました。

そのため、逃げ遅れた多数の坑夫が坑内で亡くなりました。

これをきっかけに大正末期、採掘中止になり坑道が閉鎖されました。

 

この9月21日には毎年、江戸時代から明治時代にかけて栄えた院内銀山を偲んで

旧院内銀山跡で「院内銀山まつり」が行われています。

 

「院内銀山まつり」のスケジュールは下記の様になっています。

 

《開催期日》

平成28年9月21日(水)

 

 

 9:00 小野地区センター(旧小野小学校)出発

※ 一般参加者はここにお集まり下さい。

  

 9:50 行道開始

  

10:00 供養祭(共葬墓地)

※ 供養祭終了後金山神社まで徒歩で移動

  ↓

10:40 例大祭(金山神社)

  ↓

11:20 みこし奉納(雄勝小学校院内地区児童による)、銀山おどり奉納 ・ その他 

  ↓

12:00 直 会(金山神社にて)

  ↓

13:00 解 散

 

 

院内銀山について詳しい案内が書かれた

湯沢ジオサイトはこちら

 

 

「院内銀山まつり」についてのお問合せは

院内銀山史跡保存顕彰会

TEL 0183-53-2742(江畑さん)

 

 

みなさん、中々院内銀山跡地へ行く機会がないと思いますが、この機会に院内銀山を訪れてみては

いかがでしょうかはてなマーク照れ

 

 

せば雄勝S ・ Aでした~ニコ