レポが前後しましたが、
ゴールデンウィーク初日は
神奈川県相模原市で行われた
『ジョン万次郎の夢』を観に行って来ました✨
キャスト
2023.4.29(土・祝)
万次郎 政所 和行
伝蔵親方/親藩藩主 深水 彰彦
重助/老中 神保 幸由
寅右衛門/幕臣 大塚 道人
五右衛門/福沢諭吉 渡邊 寛中
ホイットフィールド船長/島津斉彬 宇龍 真吾
アリー 土居 來未
ポリー 志賀 ひかる
キン 前田 更紗
ギン 林 香純
【男性アンサンブル】
中村 智志
佐々木 玲旺
濱中 湧大
林 晃平
髙橋 徹
塚田 正樹
髙草木 健二
井澤 智
石川 敦貴
【女性アンサンブル】
大橋 伸予
生形 理菜
土肥 麻由弥
海宝 あかね
能智 慈子
岸田 実保
海野 愛理
山田 祐里子
佐田 遥香
全国公演の初日は政所さんチーム中心で、
メインキャストは
寅右衛門/幕臣の大塚 道人さん、
アリー 土居 來未さん、
ギン 林 香純さんが、
アンサンブルは約半数が
島村さんチームから来ました。
自由劇場では拝見できなかった
男性4枠の林 晃平さんも観ることができました💕
女性2枠の片倉 あかりさんは
自由劇場で交代したきり、出て来ませんね。
ちょっと心配です
女性5枠の能智慈子さんは
今回がデビューでした
毎回、相模原公演が行われる
相模女子大学グリーンホールは
東京公演が行われた自由劇場よりも
ステージが大きいので、
役者さんの動きが大きく見えますし、
船のシーンはとても迫力がありました
政所 和行さん(万次郎)
開幕は島村さんかなあと
漠然と思っていたので
また拝見できてうれしかったです
ラ・アルプ5月号のインタビューで
14歳のキラキラした万次郎を演じることに
不安があったと仰っていましたが、
大人になった万次郎より
キラキラ万次郎のほうが
印象強く残ってますね
確かに政所さんは『キャッツ』のランパスのような
クールな印象があったので
今回の万次郎のような役は
新しい挑戦だったのかもしれません。
自由劇場での公演を終えて、
歌も演技も一段とレベルアップしていて
最後に啖呵を切るシーンは迫力が増していました
深水 彰彦さん(伝蔵親方/親藩藩主)
船長としての責任感と温かみを感じる伝蔵親方。
外国人を怖がって
万次郎に説得されている間も
ずっとファイティングポーズがしてるのが可愛らしい
宇龍 真吾さん(ホイットフィールド船長/島津斉彬)
今さらながら、本当に歌が上手い宇龍さん。
重厚な歌声は島津斉彬のイメージにピッタリです。
島津斉彬が万次郎から大統領選挙の話を聞いて
任期が4年であることに驚くシーンが好きです
当時の将軍は亡くなるまで交代しなかったですからね。
「おちおちしてられんのう。
それならば大統領も民のために
一生懸命働くであろう」は
誰かさんに聴かせてやりたいセリフ
能智慈子さん(女性アンサンブル5枠、ホイットフィールド夫人)
『バケモノの子』の東京公演が終わり、
意外にもこちらでデビューされた能智さん。
おめでとうございます
『バケモノの子』でも一郎彦と二郎丸の
優しいお母さんでしたが
今回は万次郎の母親代わりで
愛情深く、芯の強い女性を演じています。
声量はやや弱めですが
宇龍さんのホイットフィールド船長との
デュエットではきれいにハモっていました。
教会のシーンではセリフの一言一言を
噛み締めるように話していたのが印象的でした。
それにしてもお顔が小さい
最近、ジョン万次郎にハマって
GW中は関連本を読み漁ってます。
ジョン万の人生、おもしろいです
波乱万丈のジョン万の人生を
2時間に凝縮するのは至難の業。
省略されている部分や
出来事を組み合わせている部分も多いですが
ミュージカルではしっかりポイントを
押さえたストーリーになっているなあと
思いました。
ストーリーテラーの
アリーとポリー、キンとギンの
重要性を感じますね。
歴史に忠実に描いている部分が多いですが、
咸臨丸に同乗していた勝海舟については
ずいぶん印象が違います。
ミュージカルでは万次郎の理解者で
かなりの好人物に描かれていますが
実際は違ったみたい