今日は『こどもの日』です。
『こどもの日』は元々『端午の節句』として
古代中国で始まった厄払いの行事です。
日本でも平安時代に宮中行事になるなど、
菖蒲やヨモギを使った行事が広まっていきました。
江戸時代になると、武士達の間で
菖蒲が『尚武』に通じるとして、
このころから男の子の節句として
考えられるようになりました。
かつての武士達は、神社に鎧兜を奉納して
安全祈願をしていました。
武家ではその風習から、端午の節句に
子供達が無事に育つことを祈って
鎧兜を飾るようになったのです。
一方、鯉のぼりは、鯉が滝をさかのぼって
竜になるという『登竜門』の伝説から、
子供が立派に育つようにとの願いを込め、
江戸の庶民達の間で始まったと言われています。
今日は、昨夜の雨が止み、
爽やかに晴れ渡りました。
昨日までの気候とは打って変わって、
空気はヒンヤリしていて、風がちょっと強かったです。
これが本来の五月の気候なんですよね。
最近はめったに見掛けなくなりましたが、
鯉のぼりが空を泳いでいました。
いつも通る道にあるお宅の藤の花が
いつの間にか満開になっていました。
かなり背丈の高い藤の木です。
リキュウバイ
清楚な感じの白い花が好きです。
ナナカマド
秋には紅葉し、真っ赤な実を付けます。
牡丹
『立てば芍薬座れば“牡丹”歩く姿は百合の花』
美人の立ち居振る舞いをほめていう言葉に
登場する花だけありますね。
日が大分傾いた頃。
油断してたら、日が沈んでしまっていました。
日が沈んだら寒くなりました。
あの暑さはいったいなんだったのでしょう。
日中と朝晩の寒暖の差で風邪をひいたり、
体調を崩したりしないように気をつけたいものです。
吹かれては もつれてとけて 藤の花
正岡 子規
ゴールデンウイークも終盤を迎え、
Uターンラッシュが始まったようです。
お出かけされた方は気を付けてお帰り下さいね。
今日も最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。