今回はこのタイトルで。
「フーテンの寅」こと「車寅次郎」は、渥美清さんのはまり役で国民的人気を集めました。
この映画は昭和から平成にかけてのシリーズ作の代表作とも言えるでしょう。
渥美清さんが、平成8年8月4日に68歳でこの世を去るまでの間に何と全48作品に出演しました。
この『男はつらいよ』シリーズの中で私の一番のお気に入りは
第5作目の『望郷編』です。
マドンナ役は長山藍子さんですが、かなり初々しいです。
そして渥美清さんも若々しくて活きがいい。
名台詞「労働者諸君」は、この『望郷編』で聞くことが出来ます。
その他には、
第1作『男はつらいよ』マドンナ役 光本幸子さん
第2作『続・男はつらいよ』マドンナ役 佐藤オリエさん
第4作『新・男はつらいよ』マドンナ役 栗原小巻さん
第9作『柴又慕情』マドンナ役 吉永小百合さん
第13作『寅次郎恋やつれ』マドンナ役 吉永小百合さん
第17作『寅次郎夕焼け小焼け』マドンナ役 太知喜和子さん
第28作『寅次郎紙風船』マドンナ役 音無美紀子さん
なんかもお勧めです。
でも、これはほんの一部なので、まだまだ楽しい作品はいっぱいあります。
私、寅さん好きが高じて、寅さんのヌイグルミやコミック本まで買ってしまったほどです(笑)
そして、5年前には柴又の『寅さん記念館』や映画に良く出て来た『帝釈天』や川の土手にも行って来ました。
でも、そこに寅さんが居ないのはやっぱり淋しかったですね。
駅前に銅像は立ってはいましたけど...。
今、あのシリーズを復活させるとしたら、誰が適役でしょうか。
私が思うにやっぱり寅さんを演じれるのは、渥美清さんしかいないって思うんですが...。
あの歯切れのいい啖呵売も渥美清さんにしか出来ない芸ですよね。
皆さんはどう思いますか?
『男はつらいよ』シリーズは義理と人情、家族の愛情がたっぷり詰まった映画で、観た後に心が温かくなる映画です。
まだ観たことがない方、全作品は観ていないという方は、是非観て下さいね。
この記事を映画好きの方が見てくれていたら嬉しいです。
それでは、また
おやすみなさい