でました。一部のマニアには有名な伝説のバカゲー
「トリオザパンチ」。
一応はバカゲーという括りで紹介されることが多いものの
今改めてやってみると、バカじゃあなくて、もはや狂ってますね。
ゲームの販売目的も商業的なそれではなくて
何か「宇宙電波の指令を脳内変換した結果、作るしかないと思った」
そんな理由が真顔で飛び出してきそうな。
いやーー当時こんなものが巷のゲーセンで
実際に稼働してた状況そのものもすごい、というしかない。
例えば、
ステージの最初に黒地に赤字で「にょき」
それは、砂漠にパイプのようなものがにょきにょきしているから。
コンティニュー画面。
このギリシア彫刻?の意味するところは不明。
そして、コンティニューするとこうなる。
ごめん、わからん。
全編通じてこんな感じのテイストが続く。
何か、狙った笑いをとろうとしてすべってるのならまだ分かるのだが
そもそも「何をしたいのか」が分からないのが怖い。
シュールという一言で片づけられない異常演出がそこかしこに登場し
何か異常犯罪者の妄想世界を見ているような。
もともとデータイーストという会社はこういう「へんな」ゲームを
つくるのに長けているのだが、これはそんななかでもトップクラスに
「へんな」ゲーム。
いずれにせよいろいろなチャレンジが許された
時代だったんだなあ~~と。