まずは今年も1月が終わろうとしています
来月はまずは
2月4日、5日に
2回公演で
初日は、「口上」で黒紋付でご挨拶を致します
「口上」は演じるのではなく自身の気持ちを皆様にお伝えする唯一の場なり、役者としては貴重な場となっています
今回は何をお話しするか熟慮中です
そして「猩々意想曲」はお囃子のみの演目で、菊之丞さんワールド満載な振付、世界観です
以前染五郎が踊らせていただいと時に、これは是非とも歌舞伎興行で上演したいと思った作品でもあります
染五郎がその日を迎える前に私が今回勤めさせていただきます
4日は僕が、5日は菊之丞さんが勤めます
そして「綱館」です
歌舞伎では「茨木」として上演されていますが、片腕を渡辺綱に切り取られた茨木童子が、叔母に化けて渡辺綱の館を訪れ、腕を奪い返すという物語です。
初日は僕が渡辺綱を2日目に茨木童子を菊之丞さんとダブルキャストで勤めます
舞踊の中でも大曲の作品に挑みます
そして「鏡獅子」を染五郎が勤めます。胡蝶には松本流門下の松本幸才と高麗屋門下の松本幸一郎です
この日を始まりとして「鏡獅子」を勤め続けられるよう舞台に立ちます
是非ともご覧くださいますよう
お願い申し上げます