佃の夜嵐では
お蕎麦を食べる場面があるのですが
蕎麦はそもそも大好きなのですが、お芝居で食べるというのはなかなか難しいもので
お客様が「あー蕎麦食べたくなったー」と思っていただけることを目指しています
これは聞いたお話ですが
江戸っ子は蕎麦をつゆに少しだけつけて食べると言われていますが
これはある職種の人が時間のない中、急いで食べていたことがかっこいいとなり流行ったそうです
それが江戸の食べ方となった
さまざまさ説があると思いますが
江戸弁でも関東圏の方言を口をあまり開けずにサラッということが流行って江戸言葉になったとも言われているので
江戸というところは、昔からあらゆる人々が行き交いそこから新たな文化が生まれていく場所なんだと思います
それは今でも変わらずに発信地として存在している「東京」
今月の歌舞伎座でも
手塚治虫原作の「新撰組」
弥次喜多シリーズ「弥次喜多リターンズ」
僕の生まれ年以来の復活歌舞伎
新たな作品が上演されています
歴史を楽しみながら新たな発信をしていきたいと思っています