三月大歌舞伎のyoutube配信も終わり

 

皆様にお会いすることが、ちょっとお休みになるかもしれませんし、ならないかもしれませんが・・・

 

昔思いついたことを形にしていきたいとと思っていますが、

 

文学作品を歌舞伎化することも考えたこともありました

 

谷崎潤一郎作品の「お国と五平」という三人しか登場しないセリフ劇を大阪松竹座で上演しました

 

夫の仇を追うお国が、家来の五平を連れて仇探しの旅に出る

仇である友之丞はなかなか見つからない

3年が経つ

そこから舞台は始まります

お国は五平に身を許してしまっていた

仇がこのまま見つからずにいれば二人はいつまでも二人でいられる・・・

友之丞が現れた

友之丞は二人が不義をした宿の隣にいた

ずっと二人の跡をつけていたのだ・・・・・

 

とても不思議な芝居でした

 

この作品に出会ってから、文学作品で何かないかと探しました

 

夏目漱石、田山花袋、山本周五郎・・・・・江戸川乱歩、赤川次郎、星新一・・・・