名の改名手続き | 特別養子縁組親子のライフストーリーワーク

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42歳で結婚。44歳で特別養子縁組の道に進み始めました。46歳で児相から特別養子縁組前提の委託があり、父50才・母47才・息子1歳1ヶ月で入籍、実子となりました。

最近はできることが急速に増えつつある坊っちゃん。

今日は、お茶のマグを袋に入れてファスナーを開け閉めし、豆イスから降りるときにズリズリとお尻で前進して手放しで立ち上がりました。

まだちょっとむずかしい…爆笑

 

 

さて、入籍関連諸々ひと段落したので、名の改名手続きを進めることにしました。

 

以前にも触れましたが、坊っちゃんの名前は実親さん側で思いをもってつけられたものです。ただ、名前が出自の重さの象徴となってしまわないか心配でもありました。なので、もともとの名前の漢字・読み方は変えずに私たちの名前の漢字から一文字追加することにしたのでした。

私たちの子だよ。あなたが大切だよ。という願いを込めて。

 

今日は坊っちゃんと二人で家裁に行き、手続きの仕方を聞いてきました。

ネットに載っている情報では、申立書をダウンロードして、郵便切手を何円分用意すればいいか電話で確認すれば家裁まで行かなくてもよいのですが、手違いがあった時の訂正の方が手間がかかるので直接行って聞くことにしました。

 

とりあえず、家裁の受付窓口へ。

 

窓口に一番近いところに座っていた女性に用件を伝えると、必要書類を引き出しから取り出して事務官さんに渡しながら取り次いでくれました。

 

事務官さんは、たぶん、縁組成立の申し立てをしたときと同じ方でした。

私は当時は直接話したことはなかったのですが、ちょっと苦手な雰囲気かも。

 

事務官さんがカウンターに来るまで少し待っていると、坊っちゃんが声を出し始めて、若干ピリッとシーンとした室内に響きましたガーン

 

事務官『姓の変更ですか?』

私「下の名です」→それなら役場に行くさ真顔

事務官『必要書類は持って来られましたか?』

私「持ってきていません。今日は手続きの仕方を聞きに来ました」

事務官『現在の戸籍上の名は? 変更予定の名は?』

私「戸籍上は〇です。変更予定は〇〇です」

事務官『理由は?』

※なんで下の名を変えるの?という表情がありありと…

私「特別養子縁組が成立したので変えようと思いました」

 

申請のための準備物についての説明もありました。

・申立人の戸籍謄本(全部事項証明書)は家族全員分のもの

・収入印紙と郵便切手の金額。切手は金種と枚数の指定あり

・申立書の書き方…家裁HPの書き方と同じ資料

 

申立書の書き方では“申し立て理由”欄は“8その他“に〇をして特別養子縁組のことを記述欄に書いてくださいと言われました。

その後、変更予定の名前を1年前から使っていることが話に出ると、“7通称として永年使用した”にも〇をしてくださいと言われました。

 

通称名使用の資料としては郵便物や病院の診察券などが適当なようです。

私の把握する限りでは郵便物が通称名で来たことはありません。

年賀状も私宛のものには坊っちゃんの名前は書いてありませんでした。

夫の元にないか要確認です。

 

マリオでのお宮参り写真(命名書つき)やLINEのやりとりでは出ていますが、それでは弱い感じでした。

「とりあえずすぐ見れるように印刷をしてください」と言われました。

 

申し立てをしたから必ず変えられるものではないですよ、と念押しされました。

もちろん承知の上ですが、改めて確認されたので案件自体が少ないのかなぁと思いました。

 

滞在時間は15分程度でした。

事務官さんが窓口からさっと離れたので(忙しいんだなぁ…)と思っていたら、別の出入り口から廊下に出て、ベビーカーが通りやすいように私達が通るドアを開けてくださいました。

雰囲気は苦手だけど、優しい人でしたキョロキョロ


帰りに郵便局によって、収入印紙と切手を買って帰りました。