1126日目 今日という日 | 特別養子縁組親子のライフストーリーワーク

特別養子縁組親子のライフストーリーワーク

42歳で結婚。44歳で特別養子縁組の道に進み始めました。46歳で児相から特別養子縁組前提の委託があり、父50才・母47才・息子1歳1ヶ月で入籍、実子となりました。現在第2子となる女の子の試験養育期間中です。

40代夫婦が特別養子縁組をするまでの記録です。

 

今日という日

 

 

本日は土曜日。朝から調べものです。

「家裁からの審判結果はどのように郵送されるのか?」

 

体験談や弁護士さんたちのQ&Aをまとめると…

・「特別送達」という郵便で来る。

・郵便局の「特定記録」郵便とは別のもの。

・原則手渡しで、不在の場合は再配達がされる。

・家裁は金曜日に郵便物を送ることが多いから、土曜に配達されることが多く、日・月は来ない。

 ※信頼できる情報かは不明

・よく来る時間帯は午前11時台と午後3時台。

 

いつも郵便受けを気にしていましたが、どうやら手渡しのようでした。

 

そうこうしているうちに坊っちゃんが長い朝寝から起き、数分後の10:55。

玄関のチャイムが鳴り「郵便局です」の声…!!

 

そう、家裁からの特別送達が来ました!!!

 

坊っちゃんと一緒にいそいそ玄関へ。

 

夫と私それぞれに1通ずつ(中身は一緒)来ました。

「お2人ともいらっしゃいますか?」

『こっちは私で、こっちは夫で今不在です』

「では、こちらにフルネームでサインをお願いします」

封筒の裏に張り付けてあった紙に私の名前で2通分サインをしました。

 

すぐにお義母さんに「家裁から郵便が来ました!!」と報告し、開封しました。

この時点で私は縁組成立を確信していましたが、お義母さんは「見るまで分からない」と慎重な姿勢です。



 

①お知らせ

・審判がくだったことと今後の流れについての説明

②令和4年(家)第〇〇号特別養子縁組の成立申立事件審判(謄本) 

③審判確定証明書と省略審判書謄本(戸籍届出用)の申請書

が入っていました。

 

ざっと確認し、主文を読んで確認!



 

成立! 成立です!

 

坊っちゃんを胴上げ(高い高い)して、抱きしめてくるくる回りました!

当然坊っちゃんは理解していませんがニコニコ笑顔で、その後も書類を読み込む私にお祝いの飴玉をくれました。


なんども謄本を見つめながらじ~んと感傷に浸りました。

 

正確には、明日から数えて2週間を経過したら確定ですが、第一段階は結審しているので実親さんは撤回できませんし、児相以外異議を唱える人もいません。

 

すぐに散髪に行っていた夫にもメールをしました。

※夫からの返信はありませんでした。見てはいたらしいけど。

 

お昼ご飯は急遽お祝いメニューです。





謄本によると、今年の3月中旬に特別養子適格の確認の審判がされ、4月上旬に確定しているようです。

確定までの期間は約3週間かかっているので、特別送達を実親さんが受け取るのに数日かかったのかもしれません。

※これは私の推測です。

なので、12月に児相さんが言っていた「実母さんが書類にサインをしたから2週間したら撤回不可」というのは、この審判のことではなかったようです。

 

そして、成立申立審判は一昨日実施されていました。

その謄本が昨日発送され、今日届いたようです。

 

 

ふと思えば、1年前の今日、児相からの委託打診の電話がかかってきたのです。

本当に、きっかり1年。

 

結果的にはそんなに手間取った審判ではなかったと思いますが、気持ちばかりがせってしまう日々でした。

私たちのケースは実親さんサイドと児相がつながりをもち、撤回もほぼないケースだったので、まだ心的負担は軽い方だったかもしれません。

 

これからは新たな気持ちで坊っちゃんと日々過ごしていけます。

 

本当に良かった爆  笑ラブチュー飛び出すハート