強い子です | 二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

2014年3月、1歳2ヶ月の二男が神経芽腫(ステージ4)と診断されました。高リスク標準プロトコル治療を終了目前にして、腫瘍の残存が発覚。臍帯血移植に望みを繋ぎましたが、ほどなくして再発…。笑顔で闘う!をモットーに、二男の笑顔を綴るブログです。

あっ…という間に、師走も半ば。

先日、12月のカレンダーをめくっているときに長男が言った。

「12月は、嬉しいことがいっぱいあるね!
京都に行くのと、温泉に行くのと、けいちゃんの誕生日と、冬休みと、クリスマスと雪遊び!!」


「けいちゃんの誕生日、嬉しい?」

考えるより先に、言葉が出てしまった。


「うん!だって、けいちゃんが僕の弟になった日だから!」


長男は本当に強い子だ。
現実をしっかりと受け止めて、二男がいない悲しみを心に大切に抱きながら生きている。


最近、長男は剣道を習い始めた。
1年生になってから、じいじに素振りを教えてもらっていたのだけれど、5月以降は稽古から遠ざかっていて。

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二男との思い出が蘇って、かえって辛いのではないかという母の心配をよそに、長男は稽古が楽しくてたまらないといった様子。


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寒さに負けず、裸足で頑張るちびっこ剣士。
たどたどしく竹刀を振る姿がなんとも微笑ましい。
「来なくていいよ〜」と言われながらも、毎回最初から最後まで見学してしまう、親バカ?バカ親?全開の母であった。