前処置6日目(同種造血幹細胞移植 day-1) | 二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

2014年3月、1歳2ヶ月の二男が神経芽腫(ステージ4)と診断されました。高リスク標準プロトコル治療を終了目前にして、腫瘍の残存が発覚。臍帯血移植に望みを繋ぎましたが、ほどなくして再発…。笑顔で闘う!をモットーに、二男の笑顔を綴るブログです。

白血球 1.3
赤血球 2.40
ヘモグロビン 8.7
血小板 60

内服…ウルソ、トブラシン、ハリゾン
点眼…パニマイシン
吸入…トブラシン、ファンギゾン
免疫抑制関連…プログラフ開始
点滴…フラグミン、グラニセトロン、アシクロビン、ファンガード、中心静脈栄養点滴(エルネオパ)開始
その他…メロペネム

全身放射線照射(TBI)、2Gy

22時、抗生剤(メロペネム)投与


今日はTBIで鎮静をかけるため10:00~絶食、13:00~絶飲食。
そして、お昼寝禁止。
オンコールは辛いよ…

これまでの画像検査や放射線治療で、なん十回と鎮静剤(ラボナール)を使ってきた二男。
TBIは照射前の準備に時間がかかるため、照射が始まる頃には鎮静がかかってから15~20分は経ってしまっている。
体の側面から15分間放射線を当て、体の向きを反対にして再度位置調整、そしてまた15分間照射。
最近では耐性ができてきたのか、MRIやシンチでは撮影終了前にモゾモゾし出すことが増えてきた。
「1回目の照射が終わったら、(ラボナールを)追加した方がいいかもしれない」という主治医の先生の勘が奇しくも当たり、最終的に85mgも入ってしまった。

血球値が下がってきた。
合併症のリスクを少しでも回避するために、栄養状態が良い今の状態をなるべく長く維持する目的で、今日から高カロリー輸液を入れることになった。

起床時37.8℃、日中37.5~6℃だった体温が、就寝前38.4℃まで跳ね上がったため、培養のための血液検査を行う。
気持ち良く寝ていたところを起こされたけれど、ほとんど泣かなかった二男。
強かったね!

ついさっき免疫抑制剤(プログラフ)が始まった。
いよいよ本番。
一緒に頑張ろうね、二男。