これまでの経緯 | 二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

2014年3月、1歳2ヶ月の二男が神経芽腫(ステージ4)と診断されました。高リスク標準プロトコル治療を終了目前にして、腫瘍の残存が発覚。臍帯血移植に望みを繋ぎましたが、ほどなくして再発…。笑顔で闘う!をモットーに、二男の笑顔を綴るブログです。

2014年3月 当時1歳2ヶ月の二男が、高リスク神経芽腫(左副腎原発)と診断される。
入院時のNSEは1000.0ng/mL。
尿中VMA・HVAは、共に陰性。

頭蓋骨、頭蓋底、両腎、仙骨脊柱管内、骨髄、リンパ節など多発転移有りのステージ4。
骨髄血の染色体検査は複雑核型異常を認め、N-mycの高度増幅有り。

1クール目で骨髄への転移がなくなり、仙骨と両腎の病変で造影はされるものの、3クール目以降MIBGシンチによる取り込みは確認されず。

3&4クール目にハーベスト(自家末梢血幹細胞採取)を行う。

2014年9月 寛解導入療法5クールの後、自家造血幹細胞移植を併用した大量化学療法に挑む。
day13、生着確定。

2014年11月 原発腫瘍摘出手術(腎生検併施)にて、左副腎を全摘出。

腎生検で陽性反応が出たため、頭部への放射線照射を終えた後、放射線治療を中断。
腹部への照射を延期。

長男がHLAフルマッチと判明するも、神経芽腫への抗腫瘍効果が期待されるC座ミスマッチでの臍帯血移植を行うことに。

2015年1月21日 フルダラビンを用いた骨髄非破壊的同種造血幹細胞移植 day0 を迎えます。

両腎転移の神経芽腫は過去の症例報告がないに等しく、今後の治療は手探り状態が続くことになるようです。

二男の生きる力を信じ、支え、必ず明るい未来に救い出します!