西湖に行ってきました | 現在中国雑貨店長の運営ブログ

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コロナ禍も終わり、最近は余暇として月最大4着ぐらい限定で、オーダーメイドを受け付けております。

西湖に行ってきました

 2017年以来、7年ぶりに西湖に行ってきました。
 昨日は暑く、誰かが話していたのですが、気温は35度だったそうです。でも多少誇張気味で、たぶん32度ぐらいだったと思います。
 約25年前、西湖から約1km離れたところに浙江大学という所があるのですがそこに短期的に留学していたことがありました。
 
 西湖というと中国のトップ20に入る観光地だと思います。ただ湖というと普通過ぎて日本人にはそこまで感動するような景色ではないのですが。

西湖と蓮の花

 西湖というと蓮の花が有名なのですが(マルコポーロが行ったのは7月だったのでしょうか)、昨日すでに少し蓮の花が咲いていました。2分咲きといったところでしょうか。
 

コスプレをして記念撮影

 2016年ぐらいから、なぜか中国では漢服が流行っていて、同じ頃から、日本以上にコスプレが流行っております。
 
 日本では、平日はあまりコスプレを見かけませんが、中国では、平日でも電車の中でもコスプレをしている人がたくさんいます。中国全体が秋葉原になったような感じになっております。
 
 ほぼ100%の人がスマホを所有していたり、TIKTOKが流行ったり、そういうのが影響しているのだと思います。
 
 一方、チャイナドレスはどうかと言えば、チャイナドレスは基本的にコスプレではなく普段着です。
 中国のチャイナドレスは日本に売っているようなコスプレみたいなチャイナドレスではなく50代とかが着るものがたくさん売られています。日本で言えば着物だと思います。50年前の日本の着物みたいに20人に1人ぐらいが普段着にしているという感じです。
 日本の着物は着る人がいなくなってしまい約40年前から衰退産業になっていますが、チャイナドレスも日本の着物産業を追従している感じです。昭和の時代は、まだ着物を着る人がいたのです。 
 
 ちなみにチャイナドレスはシルク製が多く、漢服は化繊製が多いです。材料費は化繊製はシルク製の7分の1ぐらいです。
 

実況中継をしている人が、たくさんいた

 YOUTUBEみたなものやTIKTOKのライブ放送をしている人がたくさんいました。
 
 スマホを持って、マイクを付けて、西湖がどうのこうのと、いろいろしゃべっていました。若い女性もいますが、50代の太ったおじさんとかも、実況中継をしていました。
 

外国人と西湖

 ちなみに日本人は、1人も見かけませんでした。白人は1人だけ見ました。(その白人は観光ではなく仕事で来ていたのですが)
 
 現在、中国に来るには観光ビザが必要で高くて面倒臭いみたいです。
ちなみに私が7年ぐらい前に、日本にて3カ月間の中国ビザを取った時、2万円か3万円かかったと思います。
 
 しかも今年2月以降、なぜか飛行機チケットが高止まりしており、往復9万円とかかかります。しかも円安で、中国のすべてのものが、以前の2倍です。普通に考えたら、日本国内旅行に行こうと思います。
 
 ちなみに中国人が中国を旅行する分には、そこまで旅費は高くありません。観光地のチケットが高いですが、他はそれほど高くありません。なので、中国人はここ4年ぐらい国内旅行しか行かなくなってしまいました。ビザの申請とか、ものすごく面倒なのです。
 

西湖と物価を考える

 西湖といえば、日本で言えば銀座みたいな所で、不動産がものすごく高いです。
 
 今年何かのニュースで見ましたが、杭州は、世界一億万長者が多いとか、何かのランキングが1位でした。
 
 上の方で書いたのですが、25年前、西湖の近くに住んでいました。当時は2人部屋で1日3.5ドルだったと思います。3.5ドルは、当時大体1日350円ぐらいです。留学生寮の料理が格安で驚きました。1食100円、ビールが30円ぐらいだったので。
 
 当時杭州の人は他の省の人と比べ多少金持ちだと思いましたが、当時と比べ物価は6倍、円は約半額になってしまったので、日本人の感覚的に10倍金持ちになってしまったと思います。