深圳にやってきました | 現在中国雑貨店長の運営ブログ

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深圳にやってきました

 深圳には10年以上来ていなかったのですが(コロナもあったので)、今回香港に用事があったので深圳にも立ち寄ることにしました。中国の高速鉄道で、浙江省から9時間かけてやってきました。

 

 写真は近所の駅ですが、タクシーで10分ぐらいで到着します。家から7kmだそうです。

 

入口では厳重な荷物検査がされます。写真で見えない所に検査員が5人ぐらいいます。

どうして高速鉄道?

 いろいろ計算をしたのですが、家から浦東空港へは上海市までバスで2時間、市から空港まで2時間。誤差も考えなければならないので+1時間。さらに1時間前に到着義務があるので1時間。飛行機でシンセンまで2時間。合計8時間ぐらいかかります。

 

 つまり少なくても家から浦東に行きそれから飛行機でシンセンへ行くのと、高速鉄道で深圳へ行くのは、あまり変わりません。高速鉄道の方が値段が半額ぐらいなのですが。(また浦東空港でなく杭州蕭山空港までなら2時間です)

 

 もう1つ理由があり、飛行機は5日前ぐらいに予約をすると安いのですが前日に予約をすると高いのです。いろいろありいつ行けるのか分からなかったので予約がとれませんでした。

 

 あと長時間の高速鉄道に乗ったことがなかったため風景を見ようという考えもありました。ただし結果は90%以上が見栄えのしない荒野のような風景でしたが。

 9時間乗り、特に疲れませんでしたがお尻が痛くなりました。

 

 このような感じでほぼ満席で、駅で誰かが降りると誰かが乗ってくるような感じでした。50分に一回ぐらい停まり、時速200kmぐらいでした。

深圳について気づいたこと

 ちなみに深圳という街のイメージはどんな感じかというと、日本で言えば新宿や池袋みたいな所に近いと思います。
人がたくさんいて、ビルがゴチャゴチャとたくさん建っていて、他の場所よりも少し汚いです。

 なぜか多くの自転車と、電動スクーターが歩道を走っている

 浙江省でも、たまにそういうことはありましたが、深圳は半分ぐらいの電動スクーターが歩道を走っています。電動は音がしないので危ないです。例えば歩いている人は外側、自転車は道路側とかルールがあればマシなのですが、ルールはないみたいです。

 外国人には中国旅行は難易度が高すぎる

 深圳だけの話ではありませんが、中国ではホテルを探す、電車の切符を買う、飛行機のチケットを買う、レストランのオーダーなど、電子決済でしないと買えません。
 それでなければ駅までわざわざ来て現金払いをしないといけません。そして電子決済をするのには、銀行口座を開かなければならないのですが、外国人には無理です。
 これでは60歳以上の外国人は全く行動できないと思います。ちなみに中国歴25年でもたびたび難しいことに遭遇します。

 外国人の数は?

 3カ月ぐらい前に日本に帰った時、5人に1人ぐらい外国人で驚いたのですが、うちの中国の都市(約100万人)では、年に10人程度しか外国人を見かけることはありません。ここ6年ぐらいは日本人1人も見ておりません。

 

 深圳では外国人は見ましたが、10人に1人もいなかったように思えます。国境の方に行くと多いですが、他の場所はそれほど多くない感じがしました。これが香港になると、また違って非常に多いです。

 タバコを吸っている人に服を焦がされそう

 安い服を着て商談をしていると変な外国人かと思われると思い、高い服を持ってきたのですがタバコで服が焦げないかと何度か思いました。そんなことを思ったことは、過去ほとんどないのですが、深圳では1日で何回か思いました。

 

 たぶんビルの中でタバコを吸えないので、非常口やビルの入り口に来てタバコを吸っているのだと思います。それで入口でタバコを吸っているのでそのタバコに当たりそうになるのです。

 深圳の言葉

 よく知られたことですが、香港では広東語が話されていて深圳でも同じ広東語を話しています。これは北京語と全く異なる言語で、日本語と韓国語ぐらい違います。広東語の方が習得が難しいです。広東語は少しベトナム語に似ています。

 

 私は長江デルタの人の訛りに慣れてしまったので、広東訛りの中国語は非常に聞き取りにくいです。

 ただ深圳は新しい街なので、広東省の中では、中国語が一番通じます。北の潮州とか南の方に行くと全く意味が分かりません。田舎になればなるほど方言を話しています。