写真屋の結婚式に行った話 | 現在中国雑貨店長の運営ブログ

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写真屋の結婚式に行った話

 6月に中国の結婚式に行ってきた話を書こうと思っていたところ、半年が過ぎてしまいましたが、せっかくなので書かかせていただきます。
 
 今年は中国で3回結婚式に出席しました。今回書くのは6月に行った、写真屋さんの娘さんの結婚式についてです。
 
 写真屋さんとの付き合いは、最初は2002年頃でした。うちの職人の夫の友達がカメラマンだということで、それから大体2014年ぐらいまで年に2回ぐらいのペースで仕事を頼んでいました。確かこの娘さんには、4回モデルをやってもらいました。
 
 
 娘さんは、1995年生まれなので、当時7歳ぐらいです。写真屋に行くと大体いつもパソコンでアニメを見ていました。実は子供チャイナドレス販売の写真にも使わせていただいています。この写真の時はたぶん8ー9歳ぐらいでした。
 
 
 ちなみに写真屋は、3ー4年前に商売変えをしてしまい、現在ラーメン屋をしています
 非常に忙しいらしく、ここ4年ぐらい、ほとんど見ておりませんでした。知人の話では、家族で大体月3万元(55万円)ぐらい儲けているのではないかと言っていました。
 
 娘さんは、しばらく写真店に残り毎日写真修正の仕事(知人の写真屋の手伝いをしていたよう)をしていましたが、2年ぐらい前に、お店ごと人に貸すことにしてしまい、現在何をやっているかは分かりません。
 関係ない話ですが、写真修正の仕事はかなり大変です。顔のしみとか、二の腕とか、いろいろ修正しなければなりません。肩と目が痛くなります。そんなわけで写真屋さんは商売変えをしてしまったのですが。
 

新郎について

 かなり小さいお店なのですが、4年ぐらい前から強制立ち退きの話があり、立ち退くと、たぶん1500万円ぐらいもらえるそうです。
 
 実は写真屋のお店は、私の仕事場からうちへの帰り路のため、たまに中を覗いたというか、自然と見えることがありました。新郎も見たことがあるような気がしました。
 
 新郎は、母親と一緒に、ワインを輸入して、どこかに売っているそうです。聞いた話によると、お金持ちなのだそうですが、後日写真屋さんが言っていた話だと、内部でいろいろ問題があるそうです。
 結婚式当日も、引き出物でワインをもらったり、その後1回、写真屋さんがうちにきてワインを持ってきたことがありました。
 
 結婚式なので、新郎の友達もたくさん来るのですが、中国人の友達も言っていたのですが車とか見かけとかがやくざみたいな人が多かったです。90年代の日本の田舎の結婚式も、24歳ぐらいでみんな高級車に乗っていて、大体そんな感じだったのですが。
 

 結婚式について

 ホテルの場所は、太湖のほとりで、五つ星ホテルです。名前はダイヤモンドホテルと言います。本当にダイヤモンドみたいな形をしています。
 
 
 この結婚式は、私が中国で行ったことがある中で、最大級のものだったのですがテーブルは、70台ぐらいありました。新郎のお母さんの顔を見る限り、気が強くメンツにこだわっていそうというのが分かります。
 大きな結婚式をやるために、会場探しで手間がかかって、なかなか結婚式ができなかったそうです。
 
 
 
 この結婚式にいくらかかったのかは分かりません。恐らく1500万円近くはかかったのだと思います。
 

 嫁入り道具

 
  また新婦側は、嫁入り道具とでもいうのでしょうか、その料金で60万元=1100万円使ったと言っていました
 
 そのうち600万円ぐらいは、新郎に新車をプレゼントしたそうです。新婦が新郎に1100万円というのは、平均よりだいぶ多いです。
15年前は、新居の家電を全部買うぐらいでした。総額60万円ぐらいだと思います。少し前から時計とかをプレゼントする習慣ができ、これでも最大200万円ぐらいだったと思います。日本で1100万円の嫁入り道具を買える家庭は、10人に1人ぐらいかもしれません。うちの親は無理です。
 この話を聞いただけで、中国はすごいインフレ状態だということが分かると思います。
 
 今年中国で、少子化が話題になったようなのですが、4年ぐらい前まで、毎年1500万人ぐらいの子供が生まれていたのですが、3年ぐらい前から急激に減りだし、今年は大台の1000万人を割ってしまったそうです。
 これには子供はお金がかかりすぎるという理由があるのですが、女の子でこんなにかかり、男の子では、さらに数倍かかると思うと、子供が減り続ける理由は分かると思います。
 ちなみに、現在は中国では女の子の方が人気だと思います。育てやすく、相対的にお金がかからないからです。
 私たちのお祝い金は、3600元(7万円弱)を持っていきました。
 

ホテルと周辺の話題


 このホテルは私の中国の自宅から車で25分ぐらいの場所ですが、厳密には長興市なのだそうです。
 長興市は、自動車産業が盛んで、日本の曙ブレーキとか、日本化薬、数年前に大問題を起こしたエアバックの会社とか、また現地の大きなバッテリー会社とかがあり景気がよいそうです。今後、電気自動車が普及すれば、日本のトヨタ市みたいなところになるかもしれません。
 
近隣には
  1. 京都の映画村みたいな場所
  2. サファリパークみたいな動物園
  3. 常磐ハワイアンセンターみたいなプール
  4. 水族館(来年オープン予定)
などいろいろあります。
 また結婚式は、お昼と夜の2回行われ(昼はメインではない)、その間私たちはサファリパークみたいな動物園に遊びに行ってきました。
そのチケットは結婚式で無料でもらったのですが、たぶん7000円ぐらいだと思います。
 
 うちの市は湖州というのですが、湖州で外国人をほとんど見かけません。白人は年に2回ぐらい。黄色人種はほぼ会ったことはないです。
一番多いのは黒人で、ウォルマートに行くと、毎回黒人が買い物をしています。

 動物園で黒人が、たくさん働いていたのですが、黒人はこのようなテーマパークやレストランで働いているみたいです。