是非お勧めしたい中国への送金の仕方 | 現在中国雑貨店長の運営ブログ

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是非お勧めしたい中国への送金の仕方

 中国へ国際送金をする必要がある方は多いと思います。私も少なくても年に1度は、日本から中国への送金をしなければならないことがあります。

今までやってきた様々な方法を記載したいと思います。

1、不法だと思いますが、10万円をEMS便で、厳重に隠して送っていた。

 今EMS便の注意事項を読むと、現金の送付が禁止されているのですが、どういうわけか2000年頃郵便局では、中国に送金するには現金をEMS便で送ればいいと窓口で言われたことがありました。私は50回ぐらいやったことがあり、最後にやったのは、2010年頃でした。最後にやったとき厳重に入れたのにどこかで盗まれたので、それ以来やらないことにしました。

 

2、地方銀行からの国際送金

 20年ぐらい前、叔父が常陽銀行の役職についていたので、叔父に30万円ほど国際送金してもらったことがあります。ところが30万円を送ったら26万円ぐらいになるほど手数料が恐ろしく高く、当時薄利多売だったため、商売の利益が全部吹っ飛ぶような感じでした。これは1回しかやっていません。

 

3、手持ちで持ってきて両替。一番無難ですが、小さな問題があります

  • これから説明する中国銀行送金よりもレートが悪いこと
  • 一度に運べるのが100万円までのこと
  • 月100万円程度の売り上げの場合、2か月に一度ぐらい帰らないと資金がショートすること

 そこで現時点で一番よいと思う方法をとっておきの方法を書きます。

 それは中国銀行日本支店で、口座を開設し、中国の中国銀行から引き落とす方法です。確か1回3000元まで下ろせ、1回の手数料が8元かかります。かかる手数料は、これだけと言っていいと思います。

 

 私がどうしてこの方法を発見したのかというと、以前日系企業の手伝いをしていた際、総務に金融業界から出向している人がいて、その人から「お金は中国銀行日本支店へ振り込む」と言われたからです。

 

 ところが私が遠いところ、東京へ出向き手続きを行ったら、すごいいろいろ聞かれて無理でした。こちらもそんなに聞かれるとは思っておりませんでした。

 それを伝えたら総務の人の機嫌が悪くなってしまい日を改めて、再度今度は2人で行き無理やり開設しました。そのような経緯があります。中国銀行も支店もしくは担当の人により、審査が非常に厳しい場合があります。

 中国銀行での国際送金の手順

  1. 中国銀行日本支店(自分の場合、東京支店)へ行き、口座を開設。確かマルチカレンシーという口座で、日本円と人民元の両方の通帳を作ります。
  2. カードが発行されるのに、大体2週間かかります。
  3. そのカードがあれば、中国で簡単に、現金が下ろせます。
  4. 問題は、中国銀行に人民元が入っていないと下ろせないことです。これは、日本にある自分の他行の口座から、中国銀行へ振り込みを行うことで解決します。例えば、UFJから日本円で振り込みを行ったとします。それが中国銀行の日本円の通帳に入金されます。
  5. 中国銀行の日本円の通帳に入金されたら、次は中国銀行のネットバンクを使いそれを人民元に両替します
  6. こうすることにより、例としてUFJから振り込んだお金が、中国で即使えることになります。手数料はUFJから振り込んだ300円程度の振込手数料のみです。
  7. レートはよいと思います。現在たぶん1万円=600元ぐらいで、現地の銀行で現金を両替するよりもよいです。
 この方法の一番の欠点は、口座を開設する時、窓口の人がいろいろしつこく質問をすることです。その際に言ってはいけないことがあります。
 

言ってはいけないこと

  • 中国に永住していること
  • 日本人でも住所が中国の方はNGです。(私は日本に住所があり日本で税金を払っています)
  • 外貨預金として考えていること(私は口座開設理由にこれを言ってしまったので面倒になりました)
  • 投資関係で利用したいこと

なんというのが正解か?

 私は金融業者ではないので分かりません。
 「イベントで再来月中国に3か月間行くことになった。その際、中国銀行に口座があれば、自分で日本円を中国に送れるから」
 ポイントは短期出張であること。大金でないこと。オレオレ詐欺や、マネーロンダリングだと思われないこと。

また注意して欲しいこと

  • カードを紛失する
  • ワンタイムパスワードのキーみたいなのを紛失する
  • カードのパスワードか、ログインパスワードを忘れる
 このどれかをやると、カードを再発行などのため、また日本支店にいかなければなりません。さらにたぶん年間650万円ぐらいが上限だと思います。
 
 一応書いておかなければならないのですが、送金上で何か問題が起こっても当方で責任は負えません。
 
 次に問題となるのが、日本にいながらにして、各地にいる中国人にどうやってお金を送るかです。これができるようになると、自由に貿易ができるようになります。(例えば、生地を買って日本に送ってもらうには、生地屋に送金をしなければなりません。その方法です)
 さらに発展させると、日本にいながら、ネット上で中国本土株に投資したり、香港株に投資したり、自由に資金が移動できるようになります。
 
次にそれを解説したいと思います。