お盆が近づいてきました。

お盆の準備、何かしていますか。

 

今日はお盆に飾るお仏壇の準備のために、

買いものに出かけました。

 
お墓参りに行くと、

亡くなった方の名前や没年月日、

没年齢が刻まれた墓標に

いつも目が奪われます。

 

会ったことのないご先祖様たち、

どんな生き方をしてきたのでしょう。

 

ご先祖様たちがいなければ

今の私は存在していない…。

 

 

 

 

お盆といえば、子供の頃は、

父の実家と母の実家にお邪魔して、

お仏壇を拝み、お墓参りをしていました。

 

 

母方の祖母は、

「亡くなったご先祖様より、

生きてる自分たちが大事」

 

仏壇を拝んでいる私たちに向かって、

そういうことを言う人でした。

 

でも、今考えると、

祖母は青春時代、戦時中だったのです。

そして戦後の大変な時期を、

3人も夫を変えて生きた人。

 

大変な時代を生きたんだよね。

本当に、ご苦労様でした。

 

朝ドラが好きで、必ず見ています。

今回の朝ドラ「虎に翼」も

戦時中を生きた人たち。

 

祖父母の生きていた年齢に重ねて

ドラマを見ています。

 

本当に大変な時代を乗り越えて

生き抜いた日本人たち。

 

その方たちのおかげで、今、

この平和な日本で暮らすことができている。

感謝しかありません。

 
 

今日送信されたメルマガ

坂村真民さんの詩「あとからくる者のために」

心に染みました。

 

「あとからくる者のために」

あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ


田を耕し
種を用意しておくのだ


あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ


あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ


ああ あとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ


あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために


みなそれぞれ

自分で出来る何かをしてゆくのだ

 

(詩:坂村真民)

 

自分は、

子供は授かりませんでしたが、

未来を受け継ぐ子供たちのために、

何ができるのでしょう。

 

     ***
 
 
(『イラストで楽しむ日本の七十二候』
 アフロ著、イラスト森松輝夫)

 

今日から立秋。

24節気の暦では、秋の始まりですね。

 

とはいえ、

大暑と言ってもいいような厳しい暑さが

まだまだ続きます。

くれぐれもご自愛くださいね。

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございます。

 

良き未来が訪れますように。