皆様、こんばんは。
今年の呼吸・整体のオフィシャルの講義が昨日で全て終了しましたので個人として1年を振り返ってみます。
お陰様をもって1年間走り続ける事ができました。
走るという表現が最も適切な表現でよく働きました。
また、お陰様と一言で言っても、受講している門下生、クライアントさん、スクールやTCウィーク講師陣、そして家族というように多くの方達に助けられたと実感する1年でもありました。
同時に、ありがたいことに多くの方達に必要とされているという実感も強かったように思います。柄でもないですがこの人達の為にも心配かけずにある程度は長生きしないといけないなと少しだけ思うようにもなりました。
人間というのは不思議なもので、そう思うようになると今までは2時、3時まで仕事するのが当たり前だったのが今年は24時までに布団に入るということを守ることができました。
また、元来とことんやりきるスタイルでしたが、あえて翌日にまわす、もっと時間をかける、というように心にゆとりを持てるようにもなりました。
40代中盤といういよいよ無理のできない年齢に差し掛かっているのもあるのかもしれませんが、このまま変わらずに働いていたら早死にするという自覚だけはあり、またそれも一興という価値観もありましたのでとても大きな行動変容でした。
年を重ねてからの世界も見たいと素直に思ったということ、一つ一つを噛みしめるように、しっかりと咀嚼する事に楽しみを覚えたのもあります。
ただ、質を担保しながらもたくさん働くのも好きですから、それと矛盾するかもしれませんが、今年1年を振り返ってみると一言で言えば“馬車馬のように働いた1年”でした。
講義の回数だけでも年間で270回、これは過去最高でした。
今年は量と質を共存させて場数を踏むと決めて1年間を過ごしたのでその通りの1年になりました。
身体や心にゆとりを持ったのに馬車馬のように働くという一見して矛盾に満ちた事ができた背景には徹底して無駄を省く、やらない事を精査したという事があります。
何かを得るには何かを捨てる、ここは本当に徹底して見直した1年で、その結果心身のゆとりとたくさん働くということの両立ができました。少しだけこれから働いていく自分自身の基礎ができたような気がします。
そしてそれら全ての行動は関わる人の幸せと豊かさに繋がる事、それを見るのが何よりも嬉しく楽しい、その為です。
1年を振り返ってみました。
本年もありがとうございました。そして来年もよろしくお願いいたします。引き続き誰かにとっては無くてはならない人間で在るよう精進していきます。
よいお年をお迎えください。