今日の個人セッションで鍼灸師の先生にお伝えしたこと、目指してはいけないものと目指さなければならないもの。
目指してはいけないものは師の生き方、目指さなければならないものは師の技術レベル。
技は人なりと言うようにこの二つは関連していますが、その上であえての言葉ですので主旨を汲み取っていただければ幸いです。
もう少し言えば、その技を使って師と同じように活かす、表現するのはそもそも個性が違うため目指しても届きません。そこは自分で自分の個性を磨き、技の活かし方を創造していくしかありません。
その一方で、その技自体の精度や技術レベルは師を目指さなければ、そもそもその技術を学んでいる意味がありません。
現実として技術職にとって技術は全ての土台であり、個性の発揮は技術の上にしか成り立ちません。
師と同じようにはできないから、同じようにしようとしてはいけない、自分のやり方、自分にしかできない事を、という言葉をしばしば聞きますが、そこに技術の精度や技術レベルも含まっているとしたら、それは間違っています。
ここをごちゃまぜにしている先生は少なくない印象です。
今日結局お伝えした事は「技術レベルを上げてください。」でした。十分に稼いでいる先生ですが響いたようです。
今オリンピックが開催されていますのでハーフパイプに例えて伝えました。
男子で言えば彼らは自分らしさを1440というような回転数の中で表現しています、だからこそ先生も例えば900で自分らしさ言わないで1440まで技術上げてくださいと申し上げました。
目指さなければいけないものを目指してはいけないものに混ぜてしまうと大きなものを失う事になりますし、それではもう技術者ではないということになります。
