閑話休題 山椒醤油+味噌で生野菜をいただいてみました | 呼吸大学過去ブログ

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存在の意義が変わったために、
このブログを続ける意味が失われました。
ですので、今後は形をかえて発信していきます。

 
  
山椒の実を毎年たくさん入手します。

小枝をきれいにお掃除して、
冷凍ストッカーに忍ばせておき、
こんにゃくを煮るときや
ちりめん山椒を作るときなど、
いろいろと活躍してもらいます。


際立つ個性の山椒さんは、
とても薬効があり、
薬としても用いられる
立派な地球の髪の毛さんです。


葉は、春先の新芽のときが私は一番すきです。


あのかわいらしい「芽」とフレッシュな香りに
毎年、胸きゅんです。


だんだん葉が大きくなり硬くなってきたら、
刻んだり、あたり鉢であたったりして使わせていただきます。


さて、
葉、果皮、樹皮に含まれている
精油成分辛み成分に、
いろいろな薬効があるんですよね。

おおざっぱに言うと、
主に、健胃、駆虫、保温。


また、山椒は、
神農本草経の中薬に記載されています。

こんな感じ↓

主風邪気、温中除寒痺、堅歯長髮、明目。
久服軽身、好顏色、耐老増年、通神。生川谷。



 ・木の芽みそ、粉ザンショウ、辛皮(しんぴ)は、
   食欲増進・食中毒予防になる。

   ・果皮を煎じて飲んだり、粉にして服用すると、
   胃のもたれに効果があり、
     おなかがすいているときに飲むと、
   回虫の虫下しになる。

 ・ヒビ・霜焼けは、果皮を濃く煎じたもので
   あたたかいうちにマッサージをするとよい。

 ・葉を粗く刻み、綿袋などに入れ
   浴槽に入れ入浴すると、リウマチ・神経痛・腰痛・肩こりによい。

 ・生葉の汁は、虫刺され、切り傷に効果あり。

などなど。
実にさまざまな使い方ができるのです。
調べるとまだあります。

でも、これらを全部知らなかったとしても、
私はなぜか山椒さんが大好きです。

時折、そういえば、あの人どうしてるかな?
という感じで、山椒さんのあのぴりりとした
個性に無性~に会いたくなるのです。


そして。

今日はこんな形でお会いしました。


 

↑↑↑↑↑↑↑
醤油に10分くらい漬け込まれ、
ぐるぐるかき回され、
味噌の上にかけられてしまった冷凍山椒さん。


これ、実は山椒さんをかじってしまったら
大変なことになるので、
粒粒をうまくよけながら、
味噌に移ったほのかな香りを楽しんでみよう、
という、青写真のもとに作られました。


食べる人も、食べられそうになる
山椒さんも一苦労です。


そもそも生野菜に生(冷凍だけど)の山椒ってどうよ?

と、
後になって自問自答。


思い立ったらやってみなければ気がすまないので
やってみたのです。



そこで結論。


味噌さんの勢力が8割。
山椒さんの勢力が2割。

思った以上に味噌さんの力は強かったです。

粒をかじれば別ですが、
香りが移った程度の醤油を少したらしたくらいでは
山椒さんといえども、
味噌さんの堂々たる香と味に勝てるはずもなく・・・
あれ?山椒さんはどこいったの?
という出来栄えでした。


食べてくださった方は、
おいしい!と言って喜んでくださったのですが
山椒さんに申し訳ない感じです。


出直します。

(#^.^#)

 

 

 

 

 

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