閑話休題 茄子は新鮮なうちにまるごと糠漬けすると本当に美味しい! | 呼吸大学過去ブログ

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存在の意義が変わったために、
このブログを続ける意味が失われました。
ですので、今後は形をかえて発信していきます。

$地(Tsuti)からの贈り物

毎度!
ご無沙汰しており申し訳ありませんでした。

ままともやさんの野菜はすっかり夏色。
ついこの間まで山菜の季節だったのに。
ごめんなさい。
m(_ _)m


気がついたら梅雨もあけていました。


おかげさまで体調はすっかり良くなり、
今まで以上にチューンナップし、
暑い夏にもへっちゃら仕様になったところで、
今日からバックステップ(ためてしまった記事の補完)+フォアードステップに邁進いたします。


行きつ戻りつ戻りつ行きつ、というか、
戻りつ行きつ行きつ戻りつですね。



(^-^)/



ところで、なすの糠漬けを作ったことがありますか?
私は実は茄子だけは糠漬けにするのを避けていました。

それはあまり美味しくできたことがなかったからです。


母の影響で、
茄子は縦半分に切って漬けるもの、と思っていましたが、
半分にすると味はしみこみやすくなるけれど、
何かが物足りない感じなのです。

その理由がさっきまでわからなかったのですが、
書きながらふっと浮かんできて、自分で自分に、
あっぱれシールを貼りました。

茄子はあの、中身のふかふかするところが美味しいのであって、
その真ん中に包丁を入れるなんて言語道断!
なのではないかということです。

ふかふかに、糠漬けの美味しい味が染み込むと、ジューシーになり、
うっとりした美味しさになるのです。

だから、切り方も、
茄子様のお腹をぶった切るようなことをしたらいけません。


あくまでもおなかの面積を最大限大きくできるような
斜め薄切りがベストです。

なんでこんなことに気づかなかったのだろうと考えて見ました。

すると、
一般に流通している茄子は、収穫されてから時間がたっていて
皮が硬くなっていることが多く、
せっかくおいしく漬かっても、食感の点で、
ずいぶん残念なことになってしまうのが、いつの間にか
茄子の糠漬けを作ることから遠のいていた原因だったということに
気づきました。


水茄子の糠漬けを召し上がったことはあるでしょうか。


あの、何とも言えない、じゅわ~っとジューシーで、
皮が柔らかく、食べごたえのあるところが
たまらないのです。

でも、水茄子は、関東では入手しづらいのです。

あってもずいぶんお高いことが多いですしね。


水茄子は別格、と長年思ってきたけど、
ところがどっこいどっこい、
ままともやさんから届いた茄子様たちは、
丸っと太っていて、店などで見慣れた茄子様たちとは
全然ちがっていました。

ん?


これは糠漬けにするしかないでしょう!

と思い、すぐにぬか床に忍び込ませました。
それから3日。

私が思い描く、理想の茄子漬けになっていてびっくり!


まず、ぬか床に横たわっていたボディーをちょっと持ち上げただけで、
その柔らかくてぽてっとした触覚が、
指先から手全体、→腕、→ハート、
また、その見た目が視覚によって、目、→脳みそ、→ハート、
そして、あとから嗅覚を通って糠の香り、
というように、多岐に渡る感覚器官の刺激によって、
いただく前からワクワクモードにスイッチが入りました。



かぶりつきたかったですけどね、そこは我慢して、
斜め薄切りにして見ました。

この時は、切り方のことは深く考えていなかったです。



この茄子様の糠漬けがどれほどおいしかったかはご想像にお任せします。


とにかく、なんでもそうですが、特に、
茄子の糠漬けは、新鮮なうちに!というのが鉄則だと知りました。