突然ですが、ブログのタイトルを変更しました。
『気ままな視点』から『わたしの小さな暮らし』になりました。
これからもよろしくお願いしますニコニコ
 
年が明けて、50歳になってからタイトルを変更するつもりでした。
でも、昨日ふっと新しいブログタイトルが浮かんだので(特別、斬新なタイトルではありませんが)
フライングで変えました(笑)
 
タイトルには、今の暮らしを愛おしむ気持ちを込めておねがい
(時には努力をもって  笑)
 
 
・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚
 
さてさて。
 
頭痛からはじまった12月です💦
先日とは反対側。
寒さに身体が慣れていないせいなのかな💦
 
 

 

11月の読書の記録。

 

読書メーターでまとめて投稿出来るようになっていました。

便利な機能✨

活用します。

 

図書館の利用を再開して、読書量が増えました。

 

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1354
ナイス数:113

朝が来る朝が来る感想
不妊治療の末に特別養子縁組を選択した育ての親と中学生で出産をした産みの親の話。この本を読むまでは、もっと特別な事情のある夫婦が特別養子縁組を選択するイメージでした。小さなエピソードにも意味があり、中学生の頃のひかりの複雑な心理描写、未熟な思考の描き方は卓越していました。最後は泣きました。ひかりの浅はかさを馬鹿にすることは出来ません。育ての親である佐都子は信じる人であり、ひかりの純粋な想いを掬い取ってくれる人でした。朝が来たあとの物語を想像せずにはいられません。
読了日:11月20日 著者:辻村 深月
星を編む星を編む感想
『汝、星のごとく』と本書で、物語が完結した印象です。北原先生の過去を知ると彼の普通ではない選択に説得力が増しました。現実と同じくゆっくりと時間が流れ、登場人物たちが歳を重ねて変わっていく姿がリアルです。辛く切ない過去を丸ごと受け入れ抱きしめ、慈しんでいくのが感動的でした。現代社会を生きていて何となく「当たり前」で済ませていることに対しても疑問を持つきっかけになり、考えさせられます。
読了日:11月17日 著者:凪良 ゆう
夜に星を放つ夜に星を放つ感想
星がさりげなくモチーフになっている短編集。タイトルが小説の味わいを集約していてすごく良いと思いました。それぞれの短編で主人公のキャラクターが立っていました。静かに登場人物の内面にスポットを当てているところが素敵です。淋しさや悲しみ、やるせなさなどを抱えて生きていているなか、ふと見上げたくなる夜空はいつも変わらず、星は優しく見守ってくれているようです。星を眺めたくなりました。
読了日:11月13日 著者:窪 美澄
同志少女よ、敵を撃て同志少女よ、敵を撃て感想
史実に基づいたフィクションなので、独ソ戦についても大まかなことが理解出来ました。臨場感溢れる筆致で、終盤の展開には息を吞みましたが読むのが辛かったです。女性の狙撃兵がいたことは、この本が話題になるまで知りませんでした。女性兵士ならではの心の葛藤や視点が描かれていて、同性として考えさせられることが沢山ありました。戦争は残酷です。平和なときには考えられないほど人間は残酷になってしまう。性暴力の話にはひっくり返りました。
読了日:11月06日 著者:逢坂 冬馬

読書メーター

 

追記で、ちょっと書きます。
 
 
『星を編む』は、もう一度『汝、星のごとく』を読んでから読もうと思ったんですけど、我慢できず手をつけてしまいました(笑)
すごく、良かった~おねがいキラキラ
特に北原先生の過去が描かれている『春に翔ぶ』にジーンときました。
やっぱりもう一度『汝~』を読みたいです。
北原先生の過去を知ってから読むと、また深い気持ちで読めそうキラキラ
 
以前、凪良ゆうさんの生い立ちを知って驚きました。
『普通』に捉われないことをテーマにしたストーリーが書けるのは、だからなのでしょう。
 
 
『夜に星を放つ』は直木賞受賞作品。
思っていた以上に良かったですニコニコキラキラ
詩的な雰囲気の小説に感じました。

 

『同志少女よ、敵を撃て』は、読むのに時間がかかりました。
登場人物が多いのと、特殊な用語も出てきて覚えられない💦
戦争になると、死と隣り合わせの極限の環境にある兵士たちは「何をやってもいい」精神状態になってしまうものなのですね。
性暴力の話は、今まで私には思いもよらなかった心情が描かれていて愕然としました。
 
 
『朝が来る』
辻村さんの作品で、ひかりの親のようなタイプが出てくると、私は少し辛い笑い泣き
Netfilixで映画があったので、そちらも観てみましたが、小説の方が良かったな。
 
映画は監督が河瀨直美さんで、ちょっと映像美にこだわり過ぎているような気がしました。
内容も少し違っていて、小説と映画では伝えていることも若干違うように受け取りました。
永作博美さんと井浦新さんの夫婦役は、イメージとマッチして、ひかり役の蒔田彩珠さんも演技も良かったです。
でも、ひかりの内面の描かれ方は少し違うように感じました。
映画はどちらかというと、ひかりの純粋な綺麗な部分を強調している印象でした。
小説のひかりはもっと、思春期特有の自意識過剰さや、尖ったところ、憎たらしい一面が表現されていたと思います。
 
たまたまタイムリーにもNHKの『なれそめ』という番組で、特別養子縁組で子供を迎え入れた夫婦が出演されていて観ました。
 
その夫婦は、不妊治療を10年もして、その間に流産2回、死産1回。。。。
私は1度の流産だけでかなり精神的に落ち込んだのに、辛すぎます。。。
 
ご主人は
「自分が養子を迎え入れるとは思ってもいなかった」
と番組で言われていました。
特別養子縁組は、もっと遠いセレブの人たちが利用するものだと。
奥様の方が積極的だったようです。
 
たまたま小説を読んだあとに、実際に養子を迎え入れた夫婦のお話を聞けて、良かったですキラキラ
 
人生、様々な選択がありますね。
 
 
 
長くなりました💦
 
おやすみなさい星空