結局、止めることが出来なくて一気に読んでしまいました爆  笑あせる
 
『流浪の月』
 
今日は帯を外して本を撮ってみたものの、表紙に開いたときの癖がすっかりついてしまって、綺麗に閉じてくれませんでした。
普通のハードカバーの本よりも表紙の紙質が薄くて柔らかいんですよね。
 
 
 
本を読むのは好きなのに、感想を書くのが下手な私。
子供の頃は、読書感想文を書くのが得意だったのに笑い泣き
 
繊細なお話でした。
 
そして、私はこういう小説が大好きですキラキラおねがいキラキラ
すごくすごく、心に残る作品でした。
もしかしたら、今まで読んだ本のなかで一番好きな作品になるかも知れないアップ
 
私にもマイノリティな一面があるので、登場人物に共感します。
私は、それをとても気にして悩みながら生きてきていたし、若かりし頃はそれで人生を見失ったこともあったし笑い泣き
凪良さんの心理描写がまた巧みで、言葉の表現もぽとぽとと心に落ちてきて、沁み込んでくるよう。
私自身と共鳴するような作品でしたキラキラ
 
作品の中に出てくる映画『トゥルー・ロマンス』。
残念ながら私は、この映画を観たことが無いニヤニヤ
 
観てみたいなー。
Netfilixに上がっていないかな。
 
同じく『トネリコの木』もどんな木なのか知らなかったので、検索して調べました。
 
こんな木だったチュー
爽やかな木で涼し気。
 
 
 
 
 
 
 
 
オールドバカラのグラスも検索してみた。
 
ロックグラスのようなワイングラスって見当たらない。
大抵、こんな感じで足が付いていて。
 
 
 
 
 
 
本当に、2人の関係には名前が付けられない。
ソウルメイト・・・ソウルパートナーという言葉が浮かんだけれど、何だかやっぱりしっくりこない。
名前をつけること自体が、そもそも無粋に感じてしまうのね。
だって、それだけで薄っぺらく2人を見てしまうようで、それが嫌だもの。
作中に出てくる周囲の人たちや世間の目と同じになってしまうようで嫌。
名前をつけた時点でその名前の固定観念、先入観が発生してしまう。
 
 
 
他人の悪意のない善意が、自分の気持ちとズレを感じることってある。
人の先入観や、固定観念に苦しむこともある。
 
本当のところって誰にもわかってもらえない
・・・って感じること、私にもある(笑)
 
 
夫に対してでさえ、そう思っているところある。
私のことを、一番理解してくれている夫にでさえ。
私への理解は、頭で理解してくれているものであり、感情で寄り添ってくれているもの。
心の核にまで届くようなものではなくて、普通はそれって自分だけのものなのだと思う。
 
それが作中の2人は、お互いの心の核になる部分。。。
「孤独」に繋がり合える関係なのね。
 
 
・・・・・上手く、書けない笑い泣き
 
 
こういうお話って暗くなりがちなのに、(それ相応の暗さはあるけれどあせる)、キラキラした描写が沢山あって、そういったところも、読者が2人を愛おしく思える要因になりますおねがいキラキラ
 
 
この小説、映画化になるかな。
映画でもしっくりきそうな作品だな、と思ったのだけど。
特に、キラキラした描写、読んでいて映像が観えるようでしたラブ
でも、安っぽい映画にはして欲しくないなぁとも思う。。。。
 
 
凪良さんのtwitterをみたら、お勧めの本が紹介されていて・・・
 
懐かしいビックリマーク
 
山本文緒さんの『恋愛中毒』。
 
それに
 
江國香織さんの『ぬるい眠り』も。
 
 
どちらも自宅にありますチュー
 
山本文緒さんの作品も、好きだったなー。
昔、よく読んでいました。
『プラナリア』で直木賞を受賞した作家さん。
 
 
凪良さんの作品と私。
 
相性が良い理由がこれだけで解ったような気分(笑)