今日も猛暑でしたね。

もう飽きました(^_^;)

明日から天気が崩れるという話ですが、結局気温は下がらないんですよね?

蒸し風呂状態に変わりなし!!!

 

土曜日のNHK『新プロジェクトX』

トットちゃんの特集と聞いて、どうせ黒柳徹子のハチャメチャな人生でも取り上げるのかな?と少し冷めた目線で見始めました。

ところが・・・。

戦前に開設された「トモエ学園」の教育の秘話でした。

当時、”御国のために”と画一化された教育が推進され始めると、その教育からドロップアウトする子ども達が出てきました。

どこの学校でも相手にされない子ども。外国人の地が流れているために見た目で差別される子ども。

トモエ学園の創設者は、画一化されていく教育に嫌気がさして教員を辞めてヨーロッパへ。

そこで、子ども達の自主的なリズムを大事にする教育と出会いました。

そして、帰国し「トモエ学園」を創設したのです。

主人公は子ども。子ども自身の力を信じ、その力を引き出す姿勢。

ピアノ演奏でダンスをさせますが、先生のリズムに合わせるのではなく、できる限り自分のリズムを出せ!と促します。

子どもを叱らず、子どもとの対話に徹底的に取り組む姿勢。

そして、「あなたは、素晴らしい」という目線で常に接する。

今で言う問題児と言われた黒柳徹子さんも、そこで、叱られる事なく伸び伸びと成長していく。

誰とも交流できない子どもは、ある日、理科の実験にのめり込んでいき、先生もそれを見守るだけ。

しかし、さすがに戦争まっしぐらの世の中では受け入れられない教育現場となる中、生徒も減少。

経営を心配した息子に創設者は、「教育は、20年先を見て行うものだ」と姿勢を崩さず、疎開先でもその教育を実践。

戦後は、結局廃校となったものの、教師を育てる仕事で一生を終えた学園創設者。

教え子は大きく羽ばたきました。

黒柳徹子さんは、世界でも活躍した、日本では誰も知らない人はいない芸能人となりました。

理科の実験にのめり込んだ子どもは、ノーベル賞物理学者となりました。

「20年先」を考えて行動する、というのは並大抵の信念ではできません。

しかし、決して間違いではなかったんだと確信できる秘話に涙が止まりませんでした。

 

 

 

 

 

①~④ 昨日のマリちゃん。

いつもは、私の膝の上で寝ている姿か、床でお腹を上に向けて寝ている姿しか撮影できていません。

しかし、昨日は座っている私に話しかけてきました。

きっと何かを訴えているんだと思います。

こういう姿をみると、本当に美人さんです。

目つきは怖いですが(^_^;)

結局、何を訴えていたかというと「膝の上で寝かせろ!!!」と言うことでしたw