先週は心身ともにクタクタになっていました。

それでも、今日の事を考えて乗り越えてきました。

相変わらず雨模様が続き、散歩は叶いませんでしたが、そんなの関係ねぇ~♪

 

 

① 映画を観た!

7時55分の回で、『身代わり忠臣蔵』に参戦。

休日の早朝の回でしたが、始まったばかりなのでお客さん多数。

内容は、面白かったです。

NHKの『LIFE』で観ていた頃から、ムロツヨシという俳優の面白さが堪りませんでした。

本人は至って真面目なんでしょうが、存在感にフツフツと笑いがこみ上げてくる。

今回の役は、『どうする家康』の秀吉以上にはまり役だったと思います。

内容は、見飽きるほど見てきた忠臣蔵。

ただ、今回は吉良上野介が密かに亡くなっていて…というフィクション。

でも、歴史の話し。もしかしたら、あり得たかもしれない。

ただ、討ち入り前に吉良邸が安全な江戸城内から城外へと引っ越しさせられていたのは事実。

幕府は、何が何でも自分たちの下した決断は間違っていないと言い続ける。

しかし、浅野内匠頭が切腹・お家取り潰しにもかかわらず、吉良家は何ら罰せられないというのは、他の大名の間でも密かに「マジかよ?」という疑念が出ていたかもしれません。

そこで、わざと仇討ちをさせて、大石内蔵助ら家臣の武士としての本文は果たさせた上で、吉良上野介にも刃が向けられるという流れを作った事は考えられます。そうすれば、庶民や他の大名たちの幕府への不満をそらせる事もできる。

ホント、武士の生き方というのは大変。

それでも、多くの家臣を抱えるお家にとっては、その家族も含めて守り抜かなければならない。

武士の生き方と生活。

そんな事を考えさせられました。

 

 

② 昼からは演奏会!

鳥取県オーケストラ連盟の米子公演に参戦。

セトリは2題。

一つ目のバレエ音楽は別に聴きたかったわけではありません。

本命は、何と言ってもチャイコフスキーの「交響曲第6番・悲愴」!

中学生の頃に録音したカセットテープを大学生の頃までは聴いていましたが、その後は聞いていませんでした。

もちろん、生は初めて。

曲そのものも、30年ぶりぐらいに聴きました。

ホント、名曲です。

普通の交響曲は最後の第4楽章を一番盛り上げて、大喝采で終わるというパターンです。

この曲は、第3楽章で思いっきり盛り上げておいて、「悲愴」楽章がやって来るのです。

初演はチャイコフスキー自身がして、この9ヶ月後に亡くなったというまさに最後の大作。

自分の人生を振り返っていたのかなぁ?と思いながら聴き、自分と重ねていました(^_^;)

最後が「悲愴」ですからね。チャイコフスキーの思いは如何に?

最高に楽しめた一日でした\(^o^)/