二宮赤城神社 令和6年1月13日参拝(群馬県前橋市二之宮町) | まほろば御朱印紀行

まほろば御朱印紀行

日本のまほろばを探して、社寺散策をしています。 社寺散策の日記を中心にいろんなブログを書きます。


 群馬県前橋市二之宮町に鎮座する二宮赤城神社に参拝する。

 最寄り駅は、JR両毛線「駒形駅」になります。徒歩では・・・

 駐車場はありました。


 こちらの神社の由緒は、由緒書きによると次の通りです。
「創立年代は不詳。社伝では人皇十一代、垂仁天皇の御宇に創建されたと伝えられていますが、この地は赤城山南面で赤城信仰の上で絶好の地点(西側には荒砥川、東側には粕川が流れていて共に赤城山を水源としている)で、大室の二子古墳をはじめとして多くの古墳が存在し、上野国の名族『上毛野氏』の本拠地と推定されていることは往古より信仰と共に栄えた証であります。
 赤城神社に関する文献の初見は『続日本後記』承和六年(839)で上野国無位赤城神に従五位下が奉授された記事があり、以後『三代実録』では4回にわたり赤城神の神位昇授が記され、『上野国交替実録帳』には正一位赤城明神社とあります。平安後期には全国に『一宮二宮』の格付けが行われはじめましたが、当社は上野国の二宮として(地名にもなり)現在に至っています。 又、次のような説話も有ります。
 あるとき、赤城の神が機を織るのに、くだが不足したので思案の末、貫前の神は外国から来て機織りが上手であるから、持っているであろうと頼み、借りて織りあげた。そこでこのような技術をもった神が他国へ移ってはこまるので、赤城神社は一宮であったが、その地位を貫前神社に譲って二宮になったという話です。
 つまり貫前の神は帰化人の神であったと見ることができます。それにひきかえ赤城の神は上野国の土地に以前から住んでいた人々が祭っていた神です。そして、この頃は少なくとも赤城神社の方が貫前神社よりも広く一般から信仰され、崇敬が厚かったことを物語っています。」

 神門。
 花手水
 社殿
 祭神は大己貴命。延喜式神名帳に記載される神社だ。いわゆる式内社。
 赤城山を御神体とする山岳信仰の神社。背後には赤城山がそびえていると思われる。里宮なのであろう。垂仁天皇の御代に創建されたて伝える。源頼朝が崇敬し、百石を寄進。歴代大胡城主が崇敬。静かな午後に参拝する。

 御朱印は授与所にて頂きました。

 御守りや御札等の授与品はありました。



神社名:二宮赤城神社
鎮座地:群馬県前橋市二之宮町886番地
祭 神:大己貴命 豊城入彦命 他十五柱
相 殿:大山祇命 他八柱
社格等:延喜式内社(明神大社)  旧郷社 上野国二宮