昭和47年～50年頃は二渡政彦の名が関東一円に鳴り響き。恐れられ憧れられていた。
名前が拡がる要素は同学年に嫌われず。喧嘩の実力や度胸と根性などが認められる必要があった
一年の三学期に、机を三年間共にした立川に二渡は語った。「もうすぐ一年が入って来るけど、
俺は嫌われても良いから厳しくするんだ・・・」と言っていた。そばに居た高橋秀男もうなずい
ていた。マイケルジャクソン男前で入学時１６３cmが三学期には１８０cm位にひょろひよろ背
が伸びた。人なっこい笑顔で二渡に話しかけ気に入られた事で常に行動を共にしてた・・・・・
立川が親友なのだが後輩には秀男が親友と思われていた。喧嘩の強さは？だが友好的態度で友達
を作る性格のいい男だ。でも計算高い所が？。昭和４７年冬の新宿駅の山手線池袋方面と総武線
中野方面ホームで襲撃開始。 朝鮮高校二年の副番長御一行が中央線立川方面から来て山手線の
ホームに移動した２０人位で電車を待って居た所に日頃からタカの目のように駅ホームや電車内
の朝鮮高校の獲物を二渡は探してた所に見つけた。二渡は猛獣のように小林ほかを引き連れて
奇襲攻撃に突入した。驚いた朝鮮高校も必死で応戦した。なぜか高橋秀男が総武線側で朝鮮高校
と対峙していた所に後ろから別の朝鮮高校生が背中を突きばしてホームの下に秀夫は転落した。
すぐに電車がホームに入って来た。あー死んだと思った。同時に二渡が「ひでおー」と言う声で
電車に轢かれたホームを見て再び朝鮮高校群れに向き直った時の二渡の形相は泣く子も即死する
ほどの恐ろしい形相。ひるむ朝鮮高校に左右の上段回し蹴りや左右の後ろ蹴りと左右のパンチな
どで、ほんの２０秒位で８人の副番をふくむ強そうな輩を全KOした。電車に轢かれて死亡した
高橋秀夫は駅員に死体をホーム上に引き上げたら歩き始めた。避難空間に入り命を取り留めた。
その後は奴に不死身を表する「仏の秀男」と戒名で呼ばれる事と成るのだ・・・・・・・
この一件はテレビニュースや全国紙の新聞に大報道された。「新宿駅ホームで日頃から乱闘事件
をおこす国士舘高校が朝鮮中髙校を襲撃して、その乱闘で誤ってホームに転落した国士舘髙校の
一年生高橋秀男君(15)は線路に入ってきた総武線立川行きを避難空間に逃げ込んで一命を取り留
めた。また連日のように国士舘高校の朝鮮高校に対する暴行事件に対し政府は対策を検討する」
報道は何故か事実と異なり、常に朝鮮高校が被害者と報道された。共産主義国への気遣いか？
または、すでにメデァの在日共が日本人に化けて大手企業に入り込み始めたのか？ワカラナイ
襲撃事件の４ヶ月後に国士舘高校に、ごぞっと二渡の待望の一年ボウが入学してきた。
昭和４８年入学生は東上線一家をのぞきガクとダサイ生徒のが多かった年だ。残念的な現象だ
新宿中心が、二年に成ると二渡は銀座に出没するようになった。二渡が地下鉄から出て来た時
に人混みから二渡を発見して必死にずらかった総武線一家の一年ボウ二人。でも鷹の目を持つ
二渡は翌日に学校で捕まえて下校時に梅ヶ丘駅ホームで二人を待つように指示した・・・・
二渡御一行は午後３時の終礼と共に教室をでて梅ヶ丘駅に向かった。待たせていた総武線一家の
一年ボウは二渡が階段を下り自分達の方に来ると必死の形相で「押忍・押忍・押忍」と挨拶しま
くりだ。そりゃそうだろ。二渡に呼ばれてるから恐いんだろ？ でも至近距離でも涼しい顔だぞ
しかも無言の二渡。小田急線の電車が来た。さめた表情の二渡が電車に乗りソファに座ると一年
を自分の目の前のソファー上の吊り輪に一年ボウの背中が来る位置を手で指示して二人立たせた
二渡の前の一年ボウは身長１８３ｃｍ位。となりは１７０ｃｍ位だ。電車が発車して次ぎの駅に
向かった下北沢だ。相変わらず必死に押忍・押忍言いまくりの一年ボウ。無言で腕組む二渡政彦
下北沢に電車が停車した時に座っていた二渡が立ち上がると同時に。背の高い方の首に上段回し
蹴りを入れて、もうソファーに腕を組んで冷めた顔して一年ボウを見ていた。自然体からの一瞬
の早業だ。背の高い方はよろけて倒れそうになって、さらに１０倍の必死さで押忍言いまくりだ
なぜか隣の何もされてない方がショックが大きく必死に押忍言いまくり。コノように国士舘内部
に入った一年ボウから稲妻のように二渡さんは凄いとなって都内近郊に噂が拡まるわけだ・・・