株式投資仲間のCさんが、配当利回り4.4%と高配当銘柄のソフトバンクを1935円で100株約定し合計500株になった。
9月末に株式分割で10分割されるので10月には5000株の株主になる。
通信会社の中では財務内容最強は完全無借金会社の沖縄セルラー電話である。
沖縄セルラー電話は、自己資本比率82.27%で有利子負債自己資本比率がゼロで完全無借金会社。
流動比率424%とキャッシュリッチ。
沖縄セルラー電話とKDDIは、22年連続増配中であり、成長性には安定感がある。
一方、ソフトバンクには掲示板に以下のマイナス情報がある。
財務基盤の強さに直結する純資産=自己資本の少なさが指摘されている。
ソフトバンクの財務基盤の強さを検証してみる。
多額の有利子負債でレバレッジを効かせでROEを良く見せているのであれば、今後利上げで支払利息負担で利益が圧迫される可能性がある。
自己資本比率は15%とかなり低い。
有利子負債自己資本比率は、236%と自己資本の2.3倍の有利子負債がある。
因みに.KDDIのROEは、12.3%と稼ぐ力は、十分ではあるがソフトバンクの21%には見劣りする。
KDDIの自己資本比率は、37%と財務基盤は強くソフトバンクの15%の倍以上である。
有利子負債自己資本比率は37%と有利子負債は少ない。
一応、有利子負債はあるが、同程度の現金預金がある実質無借金会社の可能性もある。
短期的な支払能力を表す流動比率は、71%とソフトバンクの74%と同程度と低いが、電話代が毎月安定的に入金する通信会社としては、この水準で健全なのかもしれない。
NTTの自己資本比率は、33%と健全。
有利子負債自己資本比率99%と自己資本と同額程度に有利子負債を押さえている。
流動比率は、94%と日銭商売の通信会社としては、十分かな。
僕はソフトバンクは既に1100株保有しているが、金利上昇の経営に与える影響を見極めるまでは買い増しは見合せるかな。