1.海外拠点経営診断のご案内 | 海外事業の助っ人 深川国際経営

海外事業の助っ人 深川国際経営

長年の海外経験で得たノウハウ・着眼点や多くのトラブル・失敗から学んだ教訓等を整理していきます。
下記の方々に訪問していただければ幸甚です。
(1)海外拠点の経営改善を切実にお考えの経営者
(2)海外駐在員
(3)海外拠点監査を担当されている方

(1)お勧めする理由:
①業績改善が期待できる。

経営コンサルタント会社での8年間の経験があり、
中国(広東、天津)では5年半にわたり副社長として
現地法人の経営改善に成果を上げてきました。
経営の立て直しは得意とするところです。
現在、黒字の会社はもっと儲かるようになります。
赤字企業は、黒字化(赤字幅の大幅縮小)が期待できます。

②客観的に経営を診るので自覚していなかった課題が見えてくる。
「岡目八目」と言いますが、当事者ではないから見えることも
多いのです。
貴社の固有技術や属しておられる業界知識には疎い面があると
思いますが、逆に言えばそれらの「常識」に囚われずに冷厳に
物事を見ることができるという優位性があります。

③モラール向上が期待できる。
経営者、幹部、社員の皆様と十分コミュニケーションをとり
ながら診断を進めます。
診断を通じて風通しの良い会社になりモラールの向上が
期待できます。

④リスクを把握・評価できる。
企業経営にはリスクはつきものです。
特に海外での企業経営は高いリスクに曝されています。
問題が起きてから対処することは重要です。
しかし、顕在化しそうなリスクを把握し、先手先手でこれらを
回避する努力はもっと大事
です。
経営診断を通じて各分野のリスクを整理します。

(2)特色:
①数字と現場とコミュニケーション重視の経営診断を行います。
・経営分析
日本の親会社及び海外拠点を対象に経営分析を実施します。
伝統的な経営指標だけでなく最近注目されているキャッシュ
フロー重視の経営指標である現金循環化日数(CCC:Cash
Conversion Cycle)とその3つの構成要素売上債権回転日数、
在庫回転日数、買入債務回転日数も分析します。
経営分析結果については海外現地調査の前に経営者宛
報告し意見交換及び問題点の摺り合わせを行います。

・現場視察
診断対象の海外拠点と同じものを生産しているラインが日本
国内にあれば海外現地調査に先立ち視察させていただきます。
海外現地調査では工場、倉庫、店舗等の現場を視察させて
いただきます。

・インタビュー
日本国内において経営者、海外事業担当の幹部・担当者の
方々と個別にインタビューを実施させていただきます。
誰がどのような発言をしたかについてはコンサルタントの
職業倫理の一環として秘密厳守します。
現地でも経営者、幹部、キーとなる担当者の方々と個別に
インタビューを実施させていただきます。

②診断後の自律的な経営改善の為に経営のモノサシと
業績管理システムを提案します。
その為に現状の業績管理のやり方、利用している経営の
モノサシ、会議制度等コミュニケーションパイプの現状を
調べます。
経営課題を理解した上で経営羅針盤として必要な経営の
モノサシを提案します。

③元銀行員のキャリアを活かして財務(資金調達・運用
銀行取引)の現状を調べ改善策を提案します。

この切り口だけで年間数百万円~1千数百万円の
改善効果が出てくる事例もあります。

(3)手順と所要期間:
概略下記の流れでご契約から経営診断報告会までは
概ね2か月~3ヵ月となります。
①経営者ヒアリング(メーカの場合工場視察)

②「経営診断企画書」提出摺り合わせ

③ご契約

④必要書類のご提出
1)親会社様分
・会社概要、製品パンフレット
・直近4期分の決算書
・直近4期末の従業員数(部門別及び全体)
・直近4期分の海外拠点との取引実績資料
・銀行借入一覧表(銀行、金額、期間、金利、担保条件等)
・銀行預金一覧表(銀行、預金種別、金額等)
・海外拠点からの月次業績報告書(直近1年分)
・海外拠点の事業計画(当年度及び中期事業計画)

2)海外拠点様分
・会社概要、製品パンフレット
・直近4期分の決算書
・直近4期末の従業員数(部門別及び全体)
・直近4期分の海外拠点との取引実績資料
・銀行借入一覧表(銀行、金額、期間、金利、担保条件等)
・銀行預金一覧表(銀行、預金種別、金額等)

⑤資料読込み、経営分析、質疑応答

⑥本社における海外拠点管理ご担当とのインタビュー

⑦経営分析結果を中心とした「予備診断メモ」を提出
申し上げ意見交換実施

⑧現地調査計画の提出、摺り合わせ

⑨海外現地調査

⑩経営診断報告書ドラフト作成

⑪経営診断報告会及び今後のフォロー打ち合わせ

(4)ご協力をお願いしたい事項:
①秘密は厳守します。
当事務所は税務当局でも銀行でもありませんので
ありにままの実態を開示いただくようお願い申し上げます。

②幹部の方や社員の方々とのインタビューで誰がどのような
発言をしたかについては報告書にも記載しませんし、口外
することもありません。
この点、ご了承下さい。

(5)成果物:
①予備診断メモ(A4サイズで5~10頁程度)
②経営診断報告書(A4サイズで20~30頁程度)

(6)フォロー:
経営診断報告書を社内で吟味いただき貴社独力で
改善に取り組まれるか、当事務所へフォローを依頼
されるかをご判断下さい。

(7)報酬の目安:
100万円(税込)。
旅費交通費(含む航空券代、現地宿泊費、ご本社までの
交通費等)は実費をご負担ください。