キハE200形 甲斐小泉駅へ入線 | 国立公園鉄道の探索 ~記憶に残る景勝区間~

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キハE200形 甲斐小泉駅へ入線

 

 

 

小海線(小淵沢~小諸間 78.9km)

甲斐小泉駅(小淵沢起点7.1km)へ、

ハイブリッド式のキハE200形気動車が入線してきました。

 

 

 

 

 

「ディーゼルエンジンで発電した電気と蓄電池に充電した電気を効果的に活用して走る」

キハE200形気動車は、2007年に世界で初めて営業運転を始めたハイブリッド式の車両だそうです。

 

 

 

 

停車中は、アイドリングストップ、ということで静かです。

 

 

 

 

発車の時は、蓄電池からの電気だけでモーターが動かされます。

気動車独特の黒い排ガスが巻き上げられることはありません。

 

 

キハE200形気動車は、キハ110系気動車に比べて、排気ガス中の窒素酸化物や粒子状物質は60%低減された、ということです。

 

 

 

 

甲斐小泉駅の標高は1044.20mで、全国の駅の中で7番目に高いところにあります。

小海線を鉄道最高地点に向けて走る列車はこの先最大33パーミルの斜面を登っていくことになります。

 

 

 

 

甲斐小泉駅の近くには「平山郁夫シルクロード美術館」があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

散策路を辿れば、八ヶ岳南麓高原湧水群の一つ「三分一湧水」も現れ、大きな火山の裾野ならではの風景地へ入っていきます。