おはようございます
仕事仲間に教えてもらった本を読んでいます。
仕組み化するのが良いことは知っていたけど、
本当に仕組み化がすごい威力を発揮していることを目で見て、体で体験してしまいました。
とにかく仕組み化とはどんな本??
安藤広大の『とにかく仕組み化』は、業務や組織運営を属人的なものにせず、誰でも同じ成果を出せる「仕組み」を作ることの重要性を説く一冊。
人に頼るのではなく、再現性のあるプロセスやルールを整えることで、効率的な働き方や強い組織づくりが可能になると主張している。社員の能力や意欲に依存するのではなく、仕組みによって自然と行動や成果が導かれる状態を目指すべきだという考え方が軸となっている。
著者は、組織の成長を阻むのは「優秀な個人」に頼る体制であり、それを脱却するには、あらゆる業務やマネジメントを標準化・言語化して、誰でもできるようにすることが不可欠だと述べている。
結果として、経営の安定や人材育成も加速すると説く。
異動してからずっと疑問を感じていた。
同じ作業内容なのに、前職場は時間がかかり
バタバタしたり、スタッフのレベルUPが難しく、ミスが頻発するのに対し、今の職場は時間に余裕がありゆとりさえある。業務ミスも明らかに少なく、スタッフのレベルも高い。
この本を読み
前職場/今の職場を比較すると
前職場は、個々の技術力や習得レベルが低い状態なのに、その場で口頭説明。説明を受けたらそのようにやらなければいけない。
みんながこんな風にやっているからなんとなく
こうだろうとやっている。
本当にこれであっているの??
この人がやると早くできるけど、別の人がやると時間がかかる。
上司がこの時はOKを出すけど、別日はダメという。
臨機応変にと言われる。
汚れが残っていたことを報告すると、人数が足りなかったから仕方がないと言う。
今の現場は
全員が同じやり方ができるように
マニュアル化されている。
役割分担がしっかりされていて、スムーズに流れていく。
もたつくことも、時間がかかることもない。
LINEを使い、全員周知。
画像も添付。その日いなくても見れば、読めば、変更事項も理解できる。
一見、その作業は手間に見えるけど、全員が理解できていることに関しては、理解にバラつきがないのでとても良く感じる。
私自身、マニュアル化されていることで頭に入れやすかった。
マニュアルを簡単なメモに書き換え、見えるところに貼ることで、やるべきこと、順番、動きにミスが減り、マスターするのも早かった。
現場内作業に私が入って普段の時間に終わらないではなく、そのマニュアルのおかげで時間内に終わらせられることに気付いた。

例えば、水筒にお茶を入れるとして、
水筒に氷を先に入れるか
後で入れるか
はっきり言って
どちらでもいいと思いますよね
それをどちらでもいいではなく
仕組み化するんです。
【その1】
氷を入れる前に
水筒、フタ、カバーを用意して
氷を入れてからお茶を入れる。
すぐ蓋をして、カバーをつけて完了。
【その2】
お茶を入れる
氷を入れにいく
ぽちゃんと跳ねて汚れたから
タオルを取りに行って水筒をふく
蓋を用意していなかったから
取りに行ってしめる。
(蓋を取りに行っている間に水筒が倒れこぼれる危険性がある)
カバーを取りに行ってつける。
どうでもいいと思ったことですが
余分に動いた時間、危険性、手間
どちらが多かったですか??
違いはこういうことかと気付きました。
早くやれるやり方をわかっている人はできるけど、その方法がわかっていない人は遅い。
遅いことを、頑張れと応援するのか、
遅い部分を、他の人でカバーするのか、
そうではなく、仕組み化することで
全員がやれるようにする。
それを説明してくれた1冊です。
これは仕事をしていなくても、生活力を爆上げできる1冊でもあります。
読んでよかった〜