いよいよ千葉県の中学入試も佳境に入りました。

 

どうぞ万全の状態で力を発揮されますようにお祈りしております。

 

 

さて、朝小新聞の「国語の時間」では、

1月7日付・21日付の2回にわたって、

湊かなえ先生の『ブロードキャスト』(角川書店)を扱わせていただきました。

 

 

男子高校生を主人公にした、心温まる物語です。

 

もちろんそこは湊かなえ先生。

 

最後の最後、見事な伏線回収があります。

 

いや、脱帽しました。

 

昨年読んだ本の中でもベスト3に入る面白さです。

 

テストに使えそうな読みどころも複数箇所ありました。

 

(冒頭の主人公の心情を描いた場面や後半の「東京行き」をめぐっての部員の対立の場面など)

 

 

2018年8月23日初版発行の本なので、31年度の入試に使われるかどうかは微妙かなと思っていましたが、海城中の帰国入試で出題されました。

 

 

私が使用させていただいたのは、残念ながら、海城出題部分の直前と直後。

 

 

 

さてさて、海城中の入試問題を解いてみましたが、なかなかのやり応えでした。

 

 

 

「あなたが良太の立場であったとしたら、見舞いに行った際、どのように『僕』と接するのがよかったと考えるか。~」

 

という作文問題も出題されていました。

 

 

臨戦態勢に入った6年生の方も、勉強の合間に読んでみてはいかがでしょうか。

 

 

もちろん、朝小新聞「国語の時間」もご活用くださいチョキ