今回ご紹介するのは、開成に合格した生徒さん自身による体験記です。


入試が終わってすぐに、一気に書いて持ってきてくれました。

「ブログやホームページに載せてもいい?」とたずねたら、

「はい。そのつもりで書いていますから、大丈夫です」
と言ってくれました。



心優しい生徒さんで、私の教室の良いところを一生懸命に探して書いてくれています。


彼の厚意をありがたく頂戴し、原文そのままを以下に貼ります。




受験体験記 
        T.N(開成中・栄東中東大クラス・本郷中 合格)


   
☆みなさんへのメッセージ

僕は、南雲教室に通ったおかげで、第一志望に合格することができました。
南雲教室では、大手塾にはない、和やかさや、受験にでやすい良問だけをやることによる、生徒への負担の少なさ、そして四科の先生が生徒一人一人を手厚く指導してくれるなどの様々な魅力があります。
例をあげると、他の受験生が遠回りをしている中、あなたはこの教室に通うことにより近道をしてゴール(=合格)にたどりつける、というような感じです。とてもラッキー!!
ですが、(あくまで)「近道」であって、合格のための努力はおしまないようにしてください。その努力は、きっと中学生以降も役に立ち、無だにはなりません。


☆各教科について

〈国語〉
読解は、とにかく南雲先生が必死に伝える言葉を聞きのがさないようにしてください。南雲先生は、今まで僕が教わってきた国語の先生とは違って、広いはんいに共通するポイントを教えてくれます。さらに、それを強調して言ってくれるので、要点がわかりやすいです。
あとは、それを実せんし、体に覚えさせましょう。するとだんだん国語の点数が良くなると思います。
知識も、先生がプリントを配布してくれます。これをたくさんやれば、完ぺきです!!
また国語は、学校によって、記号問題が多い学校、記述問題と記号問題が同じくらいでる学校、記述問題が多い学校とわかれます。
開成は、3番目のタイプでしたので、記号問題についてくわしくは南雲先生にきいた方がよいのですが、先生は傍線近くの本文を読んでから解くといいとおっしゃっていました。参考にしてください。

〈算数〉
開成の算数は難しく、坂本先生の授業がとても役に立ちました。
また、坂本先生は自分の面白い話などをしてくれ、また穏やかな性格だったので、安心して学習できました。
坂本先生は、大手塾の先生とは違って、毎年状況に応じて教材を少しずつ変え、良問のみをあたえてくれます。
さらに、授業後も生徒たちの質問を受け入れ、個別に解説をしてくれます。
個人的な話ですが、開成は問題用紙に式をかくと、間違えた時に点を多少くれるので、式をかく練習をしました。
ですが、僕は小さいころから式をかかずに計算する(計算式がごちゃごちゃ)だったので、理解することにとても苦労しました。
そんな僕にも坂本先生は一生懸命、整理した式の書き方、式のほどよいくわしさ(くわしすぎてもだめだった)を教えてくれました。授業でできなかったものをノートに書いておくと本番役に立つと思います!

〈理科〉
理科は、小川先生に教えて頂きました。「小川マジック」と言われるほど小川先生の授業はよいと、五年生のころ聞いていました。
理科では、間違えた知識をメモ帳に書くと、算数と同じように本番に見直すことができるので、オススメです。
ぼくは、理科がもともと好きだったので、小川先生の話がとても面白かったです。また、実際に実験をしてくれたり、様々な道具をつかってわかりやすく説明してくれたので、とてもためになりました。(これも大手塾にはない良さです。)
また小川先生は理科の知識をただ暗記させるのではなく、基本の知識を応用して考えることの大切さを教えてくれました。また、理くつがないような知識(生物の名前)なども先生独自の覚え方で教えてくれるので、とても覚えやすかったです。

〈社会〉
ぼくは、社会が苦手な教科でした。難しい漢字が多く、またできない所がわからずごちゃごちゃしていたからです。
そんなぼくを救ってくれたのが、阿部先生のプリントと、阿部先生絶賛の四科のまとめでした。
四科のまとめは、間違えたところをできるまでくりかえしやりました。(五周ほどした)阿部先生のプリントは、要点がまとまっていて、「パノラマ」というもので、歴史はほとんど完ぺきになりました。(詳しくは先生にきいてください。)社会が苦手なぼくでしたが、比かく的難しかった入試でも、手応えを感じることができて、自信を持って終わることが出来ました。


☆本番にむけて

本番では、今まで先生方たちとがんばって勉強をしたことを思い出し、その集大成となるようにがんばってください。
一年間は長いようであっという間です。
一時一時を大切に、また悔いのないように受験勉強にはげんでください。