ご好評をいただいている「受験体験記」。


現在中学1年の保護者の方からいただいた手記をご紹介いたします。


昨年中に原稿をいただいていたのに、私の怠慢さゆえに、すっかり遅くなってしまいました。


いつもながら、南雲にも過分なお言葉を頂戴しております。


恐縮です。


そのままの形でここに貼り付けますので、ぜひ、ご参考になさってください。








中学受験を終えて
S・A

受験校 獨協埼玉 合格  東邦大東邦 1回目不合格 2回目未受験
    鴎友学園女子 合格進学  東京農大一中 合格

早いもので受験を終えて、卒業式も終え、入学式も終わりました。
一人娘の受験は、私が中学受験経験者ではありましたが、時代が違うので初めてのことばかりでした。
幼いすぎる娘と、受験本その他から見るとダメダメ親だったと思います。
その我が家が、第一志望の鴎友学園に行くことができたのも、小川先生を通して南雲先生をご紹介いただけたことが大きかったと思います。

娘は習い事の一つとして低学年から大手塾に通っていましたが、4年生からずっと国語は苦手科目でした。良くて平均点、ほとんどが偏差値40台で過ぎていました。4年生くらいから国語については塾の国語の先生は、面談すると同じことしか言いませんでした。
「テスト直しはしていますか?VODは見ていますか?漢字はしていますか?言語要素はしていますか?」
もちろんしていましたし、わからないことも彼女なりに質問していました。
でも一向に改善することもなくますます苦手意識が高まっていました。
今思うと、授業見学やテスト直しの時になぜその答えになるのかを質問しても「そういうふうに答えが書いてあるから」と言っている先生がおかしいと私も気づくべきでした。
娘はその頃になると、「国語の授業って頭は楽なのに手が疲れるんだよね~。」と、合不合予備でも他教科の足を引っ張るようになりました。
理科でご縁のあった小川先生に相談し、南雲先生を紹介していただいたのは、6年の夏のことでした。
そこから国語の個人授業を月に1回開始しました。8月、9月が接続詞の解き方と選択問題の解き方、残りは過去問を10月は1回、11月から1月は月に2回みていただきました。
8月、9月までは接続詞も選択問題もテストではあっているのか違うのかさえ、本人は自信がないことが多かったのですが、南雲先生に習ってからは自信を持って書く事ができるようになりました。もちろんまだ間違うことがあっても、「これは難しかったわよね~。」と南雲先生が前向きになるような声がけとともに解説してくださるので、答えにあるからとかでなく、○○だから違ったんだときちんと理由付けされたので、理系の好きな娘にはあいまいな理由しかわからない苦手な国語から、少し好きな国語になりました。
記述も自信がなくても、何も書かないと0点だけど、少し書いてあると点数がもらえるかも知れないレベルから、難しく言葉でなくても本文や自分の言葉で書く事ができるようになりました。最初は過去問も40点くらいから始まり、最後は記述の鴎友学園に自信をもって書けるようになり、国語の過去問で初見で合格点が取れるようになりました。

娘は、体も小さいせいもあるのか、精神面も幼く、物語文の心情がわからず、中学受験は諦めたほうがいいのかもと思ったこともありましたが(大手塾の国語の先生には間に合わないかもとも言われました)、南雲先生を始め多くの先生や周りの方にサポートされ、念願の学校に行くことができました。

落ちてしまった東邦大東邦も苦手な国語が足を引っ張ったのかと、不合格答案の見直しも一緒にしていただき、「大丈夫、国語は合格点に行っていると思うわ。」とサポートしてくださったり、親子で先生に励ましていただいたり温かく声がけしていただき、娘の成長を感じた受験でした。

本当にありがとうございました。