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先週の、富士山の麓朝霧高原での夏季合宿特別授業の報告です。

 

初日は到着してすぐ夕食、今回は授業を担当しない小学生の4人と一緒のテーブルに付きました。

その後、生徒たちの入浴時間のあと、まずは2年生の授業から。

導入として「国語力は生きるチカラ」という、今回の私の授業のテーマから入りました。

読解力、思考力、表現力、これらは国語科という教科の学習のみならず、

日本人として日本語を使って生きていく以上、重要な力であると。

次は記述答案の書き方。

抜書の場合と、自由記述の場合の注意点を説明しました。

あとは古文。

有名なテレビドラマ「ドラゴン桜」でも言っていましたが、

古典は現代文よりかんたんなことが多い、得点源にできるのです。

2時間の授業、最初に講話の時間が15分程度あることを計算に入れていなかったため、

最後のほうが押せ押せになってしまいました。

また、最初の授業ということで、生徒のレベルなどの情報が不足していたことも有り、

とても満足の行く授業とは言えず、小澤先生や合宿共同開催の金谷先生にたくさんのダメ出しを頂いてしまいました。
それでも、翌日「ためになりました」と言ってくれた生徒が一人でもいて、ほっとしました。

 

翌日の午前中は3年生

こちらは4時間ありますし、前日の教訓を活かして、授業の組み立ても工夫、生徒への声掛けも増やしました。

「国語力は生きるチカラ」は2年生と同じ、記述指導、古文も。

金谷先生がOHPでお手伝いくださったので、効率的に授業を進めることができました。

受験学年なので、得点になる答案づくりを中心に行いました。

作文指導もその場で書かせ、添削できました。

思ったよりしっかり考えて良い文が書ける生徒が多く、感心しました。

あとは2年生ではできなかった宿題のテスト解説もできてよかったです。

 

昼食後、最後の授業は1年生

人数が他の学年より少なかったので、一人ひとり発言させました。

記述の字数制限についてです。

制限字数の8割以上書かないと減点になるという、暗黙の了解事項を知っている子が一人いました。

その生徒は、送迎してくださった高橋先生が小学校低学年の頃から手塩にかけてきたお子さんだそうで、

帰りの車の中で、高橋先生「成長を感じて胸が一杯になりました」とおっしゃっていました。

生徒の成長を目の当たりにする喜び、教育者の醍醐味の一つですね。
この学年は受験までまだ間があるので、答案の作り方より楽しんで聞いてもらうことを第一にしました。

宿題の解説を丁寧に行ったほかは、楽しめる雑学も交えながら、あっという間の2時間でした。
二学期、学校で古典を習うだろう先駆けに「竹取物語」をじっくり語るつもりでした。

「富士山のお膝元」で生活している子どもたちに、

「帝がかぐや姫からの手紙と不老不死の薬を焼かせた山は、君たちがいつも見ているフジの山」富士山
という話で結びたかったのですが、最後の方は駆け足になってしまったのが心残りでした。

 

2度と会うことがないかもしれない生徒たち、一期一会の出会いを精一杯活かしたいと思っての授業でした。

うまく伝えることができたでしょうか?

少しでも、心に残してくれたら嬉しいのですが。

僅かな時間でも、縁あって私の生徒になった子どもたちですから、

受験の、人生の成功を心から祈っています。

 

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