お子様が志望校を選ぶことの真偽 | 悠太郎が綴る中学受験国語と、ときどきパパナス育児ブログ

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6年生ならば、そろそろ志望校をお決めになっている時期でしょう

 

(実際の日程まで考えることはまだかもしれませんが)

 

学校のどの部分に魅力を感じるのか、ご家庭ごとに判断基準は異なることかと思います

 

校風・勉強環境・進学実績・近年選択基準となってきた立地(通学しやすさ)など

 

いろいろな観点があるかと思います

 

ご家庭が、というより、親御様が選ぶ場合は、我が子にこのような教育を受けさせたい、という思いが反映されますが、

 

お子様が選ぶ場合はどうでしょうか

 

クラスのみんなが受けるから、あるいは、この学校に行けたらカッコイイから

 

なんていうのも、理由としてよく挙がります

 

イメージやら、現在の人間関係が先行した選び方ではありますが、その憧れが動機となって勉強に励むのならば、それもよいものでしょう

 

 

…ところが、なかではそういった理由でなく、お子様が志望校を選ぶ場合があります

 

単純なものです

 

勉強をあんましなくても受かるようなところ

 

というものです


 

勉強をやらされている感が強い場合、

 

この理由で、偏差値的に下の学校を志望されるお子様がまれにいらっしゃいます

 

…勉強というものにストレスを感じ、そこから抜け出したい、という思いから発するものなので、その動機を見抜いたとしても、積極的に拒絶することはありませんが。


 

親御様の中にも、「あんまり勉強させなくても……」というお考えを持つ方がいらっしゃいます

 

(そのお考えを持っている場合、結果が二極化するという印象を持ちます…)


 

特定の私立、でなく、私立中学ならばよい、というお考えの方もいらっしゃいます

 

(個人的な経験ですが、神奈川にお住まいの方がそうでしたね…。仕方ない面がありますが)


 

私から積極的に難関校を誘導することはありませんが、

 

ただ、一点お願いすることがあります

 

それは

 

自身の偏差値よりも上の学校を、ひとまずの志望校に組み込むこと

 

というものです

 

現時点でのお子様の偏差値よりも下の学校、というものは、大抵の場合、受験時には妥当校か、ややチャレンジ校になってしまいます

 

そこまで勉強しなくていい、というお考えでは、今後偏差値が徐々に徐々に下がっていくことが予測されます

 

他のお子様ががんばっている中、ほどほどでいい、という取り組みでは、当たり前ですが他のお子様に抜かれていきます

 

その結果、おさえだった学校が知らぬ間に実力相応校、あるいはチャレンジ校へとなってしまいます

 

そうならないためにも、仮想受験校を、お子様とのお話の中で紹介していくのも良いと思います






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