エスカレーターの片側空けは間違い?中国で物議 | kokudou276のブログ

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中国の大都市の一部で地下鉄を利用する人たちは、「立つ人は片側に寄り、もう一方は急いでいる人のために空けておく」という、エスカレーターを利用する際の基本的なエチケットを受け入れ始めたばかりだった。しかし今になって当局は「気にする必要はない」という、別のメッセージを打ち出している。

 最近の一連の新聞記事や論評、ソーシャルメディア(SNS)への投稿で、専門家らはこの慣行が公共の安全にとって脅威になると警告している。右側に非常に多くの人が立つことでエスカレーターの不均衡な摩耗が発生し、故障を引き起こす可能性が高まるからだ。それに、そもそもエスカレーターは歩くことを想定していないと専門家たちは指摘する。

 この議論は、すでに浸透してきたこれまでの勧告と相反する。それは中国にある多くの公共エスカレーターに太字で注意書きされているほどだ。また、この議論は混乱と怒りも招いている。

 中国共産党系の北京青年報は先週の論説で、「もし、この『文明化された振る舞い』に計り知れないほどの危険性が本当に潜んでいるのなら、ここ数年間、いんちきな文明まがいの習慣を人々に植え付けるのに費やされてきた努力と資源の全てに関し、誰に責任を負わせるべきなのか」と指摘した。

 政府系の北京日報によると、28日から始まる今年の春節(旧正月)には鉄道の駅や空港に数億の人々がなだれ込む見通し。ここには北京西駅内に設置された14のエスカレーターを利用する1日当たり25万人以上が含まれる。

 北京や上海など都市部の地下鉄運営当局は長年、急いでいる人に左側を通過させるため、立ち止まる人は右側に寄るよう、エスカレーター利用者を納得させるのに苦戦してきた。北京五輪(2008年)と上海万博(2010年)の両イベントの前に実施された「文明的な振る舞い」を促すキャンペーンで中心となったのは、「右側に立ち、左側を通行する」というマナーだった。

 エスカレーター利用に対する懸念が明るみに出たのは、先月に南京市の地下鉄運営業者がSNSに統計を引用したコメントを投稿してからだ。この投稿によると、エスカレーターの95%で右側に重大な摩耗と亀裂があったという。

 投稿には「もう『右側に立ち、左側を歩く』は提唱しない」とあり、「それよりも立ち止まって手すりにつかまるべきだ」と書かれている。

 これまでのところ、北京の通勤客は総じてこの議論の影響を受けていないようで、大部分が右側に寄っている。北京の巨大ショッピングモール「東方新天地」の販売員、ジャン・リーさんは近くにある地下鉄の東単駅を通過しながら、「(右側に立つのは)良い習慣で、ようやく人々も従うようになった。それを今になって取りやめたいと言われても、どうすればいいのか」と話した。「ラッシュ時には、どうやったら急いで歩けるというのか」

 中国エレベーター協会(CEA)の張楽祥・副秘書長によると、不均衡な摩耗は確かに懸案だという。張氏は、欧米では地下鉄の出入口に上りにも下りにも利用できるエスカレーターが複数設置されている場合が多いが、中国の地下鉄には上りのエスカレーター1台しかないことが多いと話した。

 張氏によると、こうした問題に耐えられるようエスカレーターを設計することは可能だ。もっと大きな問題は、エスカレーターは通常、階段よりも勾配が急で段差が大きく、歩くために設計されていないことだという。

 日本でも鉄道各社が「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンを実施してきたが、東京では多くの利用客がこれを無視し続けている。

 張氏は、他国と比較すると中国の危険性の方が大きいと指摘。中国の地下鉄では出入口にあまりスペースを設けないことでコストを削減しようとするケースが多いからだ。つまり、このせいでエスカレーターの傾斜が急になり、幅が狭くなることで危険性が増す。張氏によると、中国の地下鉄に設置されたエスカレーターの傾斜角度は、欧米で標準的とされる30度を上回っている場合が多い。

 ここ数年、ショッピングモールでのエスカレーターに絡むいくつかの悲惨な事故がメディアの注目を集めてきた。中国政府の品質管理・検査当局によると、中国全土で2016年上半期にエレベーター、エスカレーター、動く歩道に絡む事故の発生件数は22件、死者数は16人だった。15年は通年の事故件数が58件、死者数は46人だった。

 混雑する地下鉄の北京西駅では、利用客が左右を問わず歩いたり、駆け上ったりしていると係員は話す。一方、投資会社に勤めるある男性は、いずれにせよ階段を利用する方がいいと話した。

ーーー
確かに上海へ行った時に両側が塞がってた気がする。
後で確認してみます。


画像ありました。(笑

普通に両側塞がってます。(笑

上海地下鉄の

「静安寺(ジンアンスー)駅」

にて。


ホームドアも日本以上のクオリティですね。

ま〜、いいとこ取りなんでしょうけど。

大阪でいう御堂筋線並みに混雑してました。


こちらは乗り換え連絡通路。

日本と大差ないでしょ?

床に2号なんとかってあるでしょ。

これ、中国が先に取り入れておりまして

当時、日本では見かけないものだったので

斬新さに驚いて歩いた記憶があります。


乗り換えたい地下鉄線乗り場は足元の

矢印通りに進んでいけば

辿り着けるようになっています。

これがとても良かった。

切符の買い方についても感覚は日本と

同じです。


治安は良かったです。

上海地下鉄は安心して乗れました。
地上に出ると場所によっては状況が一変

するようです。

その辺は、後ほどの公開ということで。
移動中も楽しませてくれました。

走行中に壁に映しだされる広告。

日本では未だに見かけない無い技術。

中国では2016年時点で既に導入済。


こちらは2015年にオープンしました

日系デパート「上海新世界大丸百貨」。

そこにあるエスカレーターが

日本では見かけない螺旋状のエスカレーター

があります。

世界最大規模なんだそうです。

ちなみに三菱電機製


ぶっちゃけ、要らないと思いました。

移動に時間かかるから。(笑

上海新世界大丸百貨の地下階には

ココカラファインがあります。

マスクを持ってくるの忘れた時には

ここで購入するといいですよ。


あと、中国では電車の乗り降りで電車から

降りてくる人を、乗る人が並んで待つ

といった習慣がありません。
電車から降りてる人がいる中を乗り込む。

それが当たり前らしい。
駆け込み乗車も当たり前。
譲り合い精神は少しくらいならある
といった感じ。
高齢者に席を譲るっていうことが
基本的になく、席が空くのを老若男女

問わず狙ってるという印象。


だから、席が空いた時の入れ替わりが
滅茶苦茶速かったです。
席が空きそうになると、すかさず

お尻向けて座るスタンバイをされてる

乗客がおりまして驚きました。

日本では見かけない光景。


生活水準が低いのか?もしくは
『恥』という文化の無い国ならではの
習慣なのかなと思いました。

勿論、私みたいに座ろうとしない人も

おりました。その数は少なかったですが。

トラブルにならないのが
ある意味凄いな。(笑
と思うところでもあります。

品のない、荒っぽいのが多い大阪で同じ事

すればトラブル間違いなし。

肩が触れたりしただけで激怒な府民ですから。

東京も例外ではなさそう。(笑 

民度低いのがいるものですね。(笑

「降りま〜す」 乗客タックルでケンカ勃発 通勤時間帯の東急・田園都市線が大幅遅れ

 東京・世田谷区や川崎、横浜のベッドタウンと都心を結ぶ東急・田園都市線上り線が2017年1月19日朝、乗客同士のケンカが発端となり30分以上も遅れた。 

 迂回する大井町線も混雑し、出勤の足が大きく乱れた。もともと、混雑で知られる同線。すし詰めの車内に長時間閉じ込められた乗客から、SNSなどに不満の書き込みが相次いだ。 

 東急電鉄によると、トラブルは午前7時35分、溝の口駅(川崎市高津区)で乗客が乗り降りする際、客同士で「ぶつかった」「ぶつからない」と口論になった。 

 駅員が声をかけて安全確認をし、問題の電車は約3分遅れで同駅を発車したが、その後、別の列車が渋谷駅で安全確認に手間取ったほか、三軒茶屋駅(世田谷区)でホームに人があふれたため、列車が速度を落として入線したことなどから遅れが増大したという。 

 ツイッターには、「鷺沼駅で『乗りまーす』と言いながら、無理やり体当たりしながら乗った客が、溝の口駅で『降りまーす』と言いながら体当たりしながら降りて、喧嘩です」「7号車優先席傍のドアで(中略)『乗りま〜す』と裏返った声で体当たりして乗り込んで溝の口でも『降りま〜す』と体当たりしながら降りようとしてほかの乗客とトラブルになった」などの書き込みがあった。 

 東急電鉄は「乗り降りのトラブルを避けるため、整列乗車にご協力ください」と話している。 

 



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